絶賛公開中の映画『牛首村』より、丸の内TOEIにて大ヒット御礼ティーチインが開催され、今回映画初出演にして初主演を務めたKōki,をはじめ、高橋文哉、莉子、清水崇監督の4名が登壇した。
今回のイベントでは、本作では初めての早速雨宮奏音・三澄詩音役を務めたKōki,と、詩音の恋人・将太役の高橋・アキナのアシスタント・ミツキ役の莉子、そして清水 崇監督が割れんばかりの拍手の中登場しイベントがスタート!
まず初めに、初めて映画鑑賞後の観客を前に舞台挨拶を実施することについてKōki,は、「皆さんがどのような感想をもっていて、どのシーンが好きかなど、興味津々です!」とコメント。また本作では初めての舞台挨拶で、キャストや監督と久しぶりの再会を果たした莉子は開口一番に「お久しぶりです(笑)」と挨拶し、「すごく楽しみでしたし、今日は『牛首村』の魅力をたくさんお伝えできたら」と笑顔で回答した。公開から約2週間経ち、周囲の反応を聞かれると、Kōki,は「たくさん観に行ってくださったけど、恐怖の感じ方や恐怖レベルが人それぞれ違って、感想を聞くのが面白かったです。ホラーが怖いという方でもストーリーに夢中になって観られた!という感想もいただきました」と大変驚いた様子でコメント。また高橋も「高校の友達からすごく連絡きました! 早々観に行ってくれて嬉しいですし、『村シリーズにふみやがでているのが違和感だった(笑)』と言われました(笑)」というと、監督も嬉しそうに微笑んだ。そんな監督の周りでは、「僕はホラー映画ばっか作ってて、、(周りからは)今まで苦手意識あったけど、『ホラーを克服できた』『ホラーに芽生えた』など、ホラー映画を食わず嫌いだった人が飛びついてきてくれて嬉しい」としみじみと語ると、MCのマックスウェルさんが監督の作品が大好きで、興奮気味に早口になる場面もあり、会場の笑いが起こる場面も。さらにティーンに大人気の莉子も、「母が一人で観に行ってくれて、怖かったけどそれ以上に感動して最後泣いてくれたみたいで、一人で観に行ってくれるのもなかなかすごいなと思いました」と嬉しそうに述べた。
SNSでも好評のコメントを寄せる本作。今回は公式Twitterで「#おしえて牛首村」を使って質問を大募集! 4人は順番にBOXに質問が書かれた紙を引き回答する流れに。Kōki,は「『牛首村』、5回観ました! 撮影中皆さんは同じ高校のお友達役でしたが、みんなでハマってたことがあれば教えてください」という質問を引き、「(蓮役の)萩原利久くんとは、休憩中にしりとりをしました」とほのぼのしたエピソードを披露。また高橋は「私は富山出身なのですが、撮影場所の富山県で良かった場所と、食べて美味しかった物を教えてください」という質問を引き、「雨晴海岸が静かですごく良かった。事前に写真を見ていましたが、いざ現場に行ってみてみるととても綺麗で、大事なシーンを撮れるのは良かったです。お刺身も美味しかったな」と富山撮影を振り返った。また莉子が引いたのは「もう一度撮り直したいシーンはありますか?」という質問。「車に張り付くシーンは、実際ワイヤーに吊るされて撮影しました。終わった後達成感を感じて楽しかったので、もう一回やりたいです!」と回答すると、監督が「莉子ちゃんはすごく頑張るから、周りのスタントに『莉子さん、もうアザができてます』と教えてもらって気づいて……」と莉子の努力家な一面も吐露。さらに監督は「映画が怖くて心臓ドキドキが止まりませんでした。皆さんが最近いちばんドキドキしたのはどんな時ですか?」を引き、「舞台挨拶が一番ドキドキしましたね」と回答。さらに、「私は暗記が苦手なのですが、作中のセリフはどうやって覚えましたか? コツなどはありますか?」という質問には、Kōki,は「一人で全員分を読みます」と回答すると、高橋はとても驚いた表情を見せ、高橋自身に関しては「作品によって変えていて、黙読が多かった気がします。(本作は)非日常的なセリフがあまりないので、高校生として等身大で演じるので、皆さんと話した感情を移せたらと考えて取り組みました」と作品によってスタイルを変えていることが分かった。莉子は「アドリブも多かったですが、アキナ役の大谷凜香さんと掛け合いが多く、たくさん2人で擦り合わせました」と2人の努力も垣間見えた。
舞台挨拶の後半では、お待ちかねの観客の質問に答えるティーチインコーナーへ。女性が「私は今までホラー映画が苦手でしたが、『牛首村』を観たことがきっかけで克服できました! Kōki,ちゃん、文哉くん、莉子ちゃん、清水監督は、最近克服できたことはありますか?」と聞くと、高橋は「ピーマンです!」と即答し、監督から「かわいい!」とツッコミ。理由を尋ねると、「家族全員が苦手で、今までピーマンと関わってこなかったので……。一人暮らしを始めて、自分で作って食べてみたら美味しかったです!」と答えると、莉子は「ラーメンが苦手だったけど食べられるようになって、最近は一人で食べに行きます!」。続けてKōki,も「わさびが食べられるようになって」と言うと、監督も「かわいい! バラエティーを見ていると錯覚するくらい平和!」とコメントし、食べ物の克服エピソードに花を咲かせた。2問目は若い男性が「妄想でいいので、詩音と将太が恋人となったきっかけは何だと思いますか?」と聞くと、Kōki,は「詩音がずっと将太が好きで、幼い頃に口約束をしたような感じで、両思いだったのかなと思いました」と話すと、高橋は「僕は逆で、ずっと好きだったけど勇気が出ず言えなくて、ある時詩音から告白されて……という流れで考えていたので、片想いっぽいなと……」とコメント。監督も「まさに2人が言っていたようなイメージで設定を考えていた」と自然とキャラクター設定が3人で通じていたことが分かった。また、3問目では萩原くんのファンだという女性が「撮影中の萩原くんとのエピソードを教えてください」と聞くと、Kōki,は「とてもフランクで、利久くんから話を始めてくれたり、撮影でもずっと引っ張って行ってくれました」とコメント。高橋も「蓮の役とはテンション感が近しいですね」と答え、監督も「普段は賢い方だから、そこを押さえてなど努力していた」。最後に、「映画を通して心霊スポットに興味が出てきましたか?」という質問には、Kōki,は「実在するところで撮影するのは大丈夫なのかなと……(心霊よりも)そこが怖かったです」と回答し、高橋も「変に調べて、噂を知ってから撮影に行くのも怖くて、調べなかったですね……」とコメント。莉子は「撮影始める前に調べていったら……終わりでした(笑)。調べないのが正解です(笑)」と恐怖を滲ませた。さらに監督は「ロケハンの時に『誰が先に入る?』と大の大人がいつも怖がって、結局僕が入ることに……」と今まで語られなかったエピソードを存分に披露し、終始盛り上がりを見せたティーチインは終了した。
最後に、主演のKōki,が代表して、「短い時間でしたが、キャストやスタッフ皆さんの愛が詰まった作品なので、ぜひもっといろいろな方に観ていただきたいです!」と感謝と期待を述べ、割れんばかりの拍手で大ヒット御礼ティーチインイベントの幕は閉じた。
登壇者:Kōki,、高橋文哉、莉子、清水 崇監督
(オフィシャル素材提供)
公開表記
配給:東映
絶賛公開中!