ドラマ「RoOT / ルート」ゴールデンウィークだよ！ドラマ「RoOT / ルート」しゃべらナイト！

　登壇者：寺本莉緒、篠原篤、三浦誠己、土屋貴史監督、松竹奈央プロデューサー
　MC：天津飯大郎

　テレ東・ドラマチューズ！枠にて、４月２日(火)より、毎週火曜深夜24：30放送中のドラマ「RoOT / ルート」。映画化、舞台化と展開してきたアニメ「オッドタクシー」の世界から新たに誕生する本ドラマは、Ｗ主演に、本作で地上波ドラマ初主演の河合優実と、本作で地上波連続ドラマ初主演の坂東龍汰という、最注目の若手実力派俳優の二人を迎え、漫画「RoOT / ルートオブオッドタクシー」で描いている若手探偵コンビの奮闘劇を基に、ドラマ・オリジナル・ストーリーを展開中。

　本作で地上波連続ドラマ初主演となる若手実力は俳優コンビ、河合優実＆坂東龍汰のＷ主演で、テレ東ほかにて毎週火曜24：30から放送中のドラマ「RoOT / ルート」。
　この度、５月２日(木)に全10話のドラマの折り返し記念、さらに４月２日の放送が始まってから、ちょうど１ヵ月ということを記念して＜ゴールデンウィークだよ！ドラマ「RoOT / ルート」しゃべらナイト！＞イベントを開催！
　劇中で河合優実扮する主人公・玲奈の親友・花音役の寺本莉緒、謎のタクシー運転手・小戸川役の篠原篤、街のチンピラ・ドブ役の三浦誠己、そして、土屋貴史監督、松竹奈央プロデューサーが登壇。

　大勢のファンで埋め尽くされた会場は、開始前から熱気に包まれ、この日は、飲食OKのイベントということもあり、「花音のハッピードリンク」「ドブの真っ黒ソーダ」「小戸川の休憩コーヒー」など各キャラクター・イメージにあわせたスペシャル・ドリンクも提供され、花音のスペシャル・ドリンクを手にした寺本の乾杯の音頭で幕を開けた。

　現在第５話まで放送され、配信ではNetflixにて見放題独占配信中とあり、深夜ドラマながら日別ランキングにてTOP10入りするなど、まさに話題沸騰中の本作だが、そんなドラマの反響を松竹プロデューサーから聞くと三浦は「ええ、そんなに！」と驚きを隠せない様子で、視聴者への感謝を述べた。また、世界観を共有するアニメ「オッドタクシー」では主人公だった小戸川を演じている篠原は、演じる上でのプレッシャーがあったようだが、視聴者の感想では「小戸川役がそのまんますぎる！　キャストがハマりすぎ！」と称賛の声が多く寄せられている。

　そんな篠原が演じる小戸川を、アニメ「オッドタクシー」で声優を務める花江夏樹が第１話、同じくアニメに登場する白川役の声優・飯田里穂が第３話、そして本作でもお笑い芸人のホモサピエンス役で出演するダイアンの二人が、別の役として最新話の第５話にサプライズ出演するなど、ファン・サービス要素も多い本作だが、司会の天津飯大郎はアニメからのファンであり、同じよしもとの芸人仲間ということで、ドラマに登場した際は「ほんっとに嬉しかった！」と感慨深げだった。

　第１話では、三浦扮するドブに坂東演じる佐藤がこっぴどくやられるシーンがあるが「ほとんどアドリブで、フェイントを入れたり、すごくドブっぽい芝居をしてくれて」と監督から明かされ、三浦のドブ役は実は監督が「脚本を作成している時点でドブは三浦さん」というイメージだったとのこと。

　そして続く４話では、小戸川の親友・柿花（政修二郎）が、パパ活状態と気づかずに純粋な思いでアイドルと食事をするシーンや、アニメでは見られない小戸川と柿花の日常感あふれるシーンなどが描かれていたといったようなトークが繰り広げられたが、ここで会場には柿花役の政がお客さんとして会場に来ていることが判明し、一躍脚光の的に。会場から温かい拍手を送られ、舞台上とのやりとりする和やかな一幕がありつつ、小戸川と柿花の関係は、「昔野球でバッテリーを組んでいた」という裏設定を入れて、二人が演じていたというまさに秘蔵エピソードが披露され、客席からは思わず拍手が。篠原は「その設定のお陰で（二人は）その距離感で演じられた」と振り返った。

　最新話の第５話は、寺本演じる花音と河合演じる玲奈の同級生コンビがキャバクラに潜入捜査をする回だったが、これには思わず三浦が「ほんっとに羨ましかった！　おれの現場は女優さんなんていなくて、（ドブのボス・黒田役の渡辺）いっけいさんとか男ばっかり」と、キャバクラでの撮影シーンにいた篠原に食ってかかると、客席は大爆笑。対して篠原は「（キャバクラのシーンは）すごくボーっとした場面写真が切り取られてるんですが、あれは本当に現場のお二人（キャバ嬢に扮した河合と寺本）がものすごくお綺麗だったんで、あれは素の表情に近いです(笑)」と、三浦の嫉妬心を煽るエピソードにさらに会場は大爆笑。終始笑顔であっという間に５話までを振り返ると、イベント後半戦では超難問のクイズ大会を開催！　観客とともにキャストも挑戦するも出演者ですらわからないマニアック・クイズが展開され、見事最終の３名に残ったお客さんには、寺本から直接登壇者のサイン入りポスターが贈られた。

　続く事前に視聴者、そして会場から募った質問コーナでは、今後の小戸川とドブがタクシーに乗っているシーンで、タクシーを牽引する撮影の様子を訝しげに思った本物のパトカーに追われているシーンが使われているという事実が三浦から明かされ、監督も「マジなトーンになっている二人の芝居が面白かったんでそのまま使いました」と同シーンへの期待を膨らませ、ここでしか聞けないとっておきエピソードが多く披露され、次の６話の予告を会場で流して見どころを語る流れに。話を振られる前から三浦は「６話めっちゃ面白いやつ！」と出演者からも絶賛の期待回である模様だが、予告を見る限りかなり壮絶なシーンや展開が待ち受ける模様。寺本も「６話も結構アドリブがあります！」と期待を滲ませた。

　最後に、登壇者全員でのフォトセッションが行っていると、急遽篠原から「なんか政さんもはいりたそうなんで(笑)」と急遽壇上に招き、劇中の小戸川と柿花を彷彿とさせる仲良しぶりに思わず会場も大爆笑。本作でお馴染みの親指と人差指をくっつけて覗いているような格好の“ルートポーズ”を求められると「あ！　はじめてやれた！」と憧れがあったようで思わず歓喜の声を漏らすなど、出演者、観客すべてがハッピーに包まれた記念イベントになった。

「RoOT / ルート」作品概要

　出演：河合優実、坂東龍汰
　　　　黒田大輔、寺本莉緒、福田温子、紗羅マリー
　　　　中村麗乃（乃木坂46）、小林桃子、菊池日菜子、伊藤友希、鳥谷宏之
　　　　中込佐知子、吉本菜穂子、富川一人、遠藤雄斗、ユースケ（ダイアン）、津田篤宏（ダイアン）
　　　　篠原篤、政修二郎、稲葉友、奥野瑛太、山口航太
　　　　三浦誠己、渡辺いっけい、松尾貴史
　原作：P.I.C.S.／此元和津也
　監督・脚本：土屋貴史
　チーフプロデューサー：伊藤裕史・平賀大介
　プロデューサー：松竹奈央
　音楽制作：ポニーキャニオン
　オープニングテーマ：「近頃」 Bialystocks (IRORI Records / PONY CANYON)
　主題歌：「Roller Coaster」 SIRUP, SUMIN （Suppage Records）
　制作プロダクション：P.I.C.S.
　製作著作：RoOT製作委員会