『MIRRORLIAR FILMS Season5』が5月31日(金)劇場公開に先駆けて、5月24日(金)〜26日(日)、デンマークで開催される「デンマーク日本映画祭」でプレミア上映が決定した。
日本デンマーク映画祭(JDFF)は、デンマークの映画監督ケネス・トゥルエルセンによって、日本映画・文化への関心を高め、日本とデンマークの映画協力のプラットフォームを作ることを目的に設立された。この映画祭は、海外で初めて上映される、才能ある日本映画の紹介にも力を入れている。今後、MIRRORLIAR FILMSとの協働による、両国の映画人財交流・育成をサポートしていく予定だ。
「デンマーク日本映画祭」公式サイト https://www.jdff.dk/(外部サイト)
『MIRRORLIAR FILMS』(読み方:ミラーライアーフィルムズ)は、クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクト。2021〜22年公開のSeason1〜4では俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した36本の短編映画を発表した。Season5〜8では、竹中直人、大橋裕之、小栗 旬、浅野忠信といった著名クリエイターの作品から一般公募作品まで、多彩な短編映画が集まった。
Season5に集まった個性豊かな全6作品!
元理学療法士という特異な経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原有佑監督作は、数々の映画やドラマに出演し、俳優として第一線で活躍し続ける横浜流星を主演に、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、森永悠希らを共演に迎え、山下幸輝がカメオ出演する「俳優は鏡をも騙す」という意味の本プロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し「鏡の奥を探る」をテーマとした『MIMI』。
俳優をはじめ、コメディアン、画家、ミュージシャンなど多彩な分野で活躍する竹中直人監督作は、演技力とコンビネーションが話題のお笑いコンビ・スクールゾーンの橋本 稜、俵山 峻を主演に迎え、ちいさな喫茶店の一角で起こる壮大な群像劇を描いた『たてこもり』。
漫画家・大橋裕之監督作は、お笑い芸人として、作家として独自のクリエイティビティを表現する又吉直樹を主演に、山田孝之、伊藤沙莉という豪華キャストを共演に迎え、ふと嗅いだ“におい”をめぐる物語『変哲の竜』。
上記3本に加えて、一般公募の中から選出された、22歳のリトアニア人ピウス・マチュルスキス監督が競争社会で生きる若者の葛藤、そして垣間見える暴力性と残酷さを描き、2023年夕張国際映画祭短編部門にてグランプリを獲得した『NAIKU』、巖川虎太郎監督が、ちょっと変わった3人のとある1日を描き、池袋みらい国際映画祭にて特別審査員賞を受賞した『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』、下北沢映画祭にノミネーションされた十川雅司監督が友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』の計6作品のラインナップとなっている。
全6作のうち、『MIMI』のポスタービジュアル、『駆け抜けたら、海』の予告映像&ポスタービジュアルが解禁!
『MIMI』
この度、列車で横浜流星と猫が見つめ合っているポスタービジュアルが解禁。「精神の迷宮の奥深くへ誘われる「架空」の世界」という意味深なコピーが興味を引くが、今目に見えているものは現実なのか? 架空の世界なのか? そもそも自分は誰なのか……。「俳優は鏡をも騙す」という意味の本プロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し「鏡の奥を探る」がテーマとなっている本作。現実と架空の狭間で揺さぶられる作品となっている。
『駆け抜けたら、海。』
女子大生の綾瀬みつき(松原怜香)は、親友の星野うみ(嶺結)に片想いをしている。銭湯でお風呂上がりに恋バナをする二人だが、彼氏への愚痴を聞かされ、うみへの感情が溢れ出てしまうみつき。一歩踏み出したら壊れてしまいそうな危うさ、それでも想いを伝えたいというみつきの葛藤や衝動が伝わる予告編となっている。あわせて、うみの無自覚な距離感に、みつきのドキドキがこちらまで伝わってくるようなポスタービジュアルも解禁。友情と恋愛のはざまを描いた、儚く美しい恋物語にご期待いただきたい。
全ての予告編とビジュアルが解禁され、いよいよ公開を今月に控えた本作。監督陣の個性が爆発したユニークな作品が勢揃いしているので、是非期待していただきたい!
また、本作は劇場公開のほか、映像配信サービス「Lemino」内の『MIRRORLIAR FILMS』チャンネルや、JOYSOUNDの対象機種を導入の全国のカラオケルームで利用できるサービス「みるハコ」にて順次配信予定。
『MIRRORLIAR FILMS』とは?
《MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)》はクリエイターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画制作プロジェクト。年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、メジャーとインディーズが融合した、自由で新しい映画製作に挑戦する。
“変化”をテーマとした36名の監督による短編映画を4シーズンに渡りオムニバス形式で公開。初監督多数、俳優、漫画家、ミュージシャンらが参加し、⼀般公募枠の12作品は、419作品の応募から選抜された。映画祭の開催ほか、多様な作品を多様な形で国内外に届けていく。
全国の地域と連携した制作支援や上映会、ワークショップと連動することで、だれでも参加できる参加型プロジェクトを目指す。
『MIRRORLIAR FILMS Season5』作品概要
『MIMI』
監督・脚本:榊原有佑
出演:横浜流星、阿部進之介、森永悠希、⼭下幸輝、⼭⽥孝之
『変哲の⻯』
監督・脚本:⼤橋裕之
出演:⼜吉直樹、⼭⽥孝之、伊藤沙莉
『たてこもり』
監督:⽵中直⼈
脚本:和⽥清⼈
出演:スクールゾーン(俵⼭峻・橋本 稜)、佐々⽊史帆、⼟佐和成、AFRA、松浦りょう
『NAIKU』
監督・脚本:ピウス・マチュルスキス
脚本:ロカス・ミケヴィチウス
出演:エリック・ヴォジェヴォディン ほか
『さようなら、あおいの⾚いメガネンティティ』
監督・脚本:巖川⻁太郎
出演:北原⿇⾐、巖川⻁太郎、温井祥太
『駆け抜けたら、海。』
監督・脚本:⼗川雅司
出演:松原怜⾹、嶺結
製作:伊藤主税、阿部進之介、⼭⽥孝之、関根佑介、松⽥⼀輝
制作:and pictures
⽀援:秋⽥市、蒲郡市
寄附者:吉野⽯膏、プレステージ・コアソリューション
特別協⼒:Lemino、JOYSOUND、Filmarks、ティーアンドエス、渋⾕のレーベル with Create..、Creators’ Village and pictures region、Your Films、秋⽥市未来創造⼈材育成・映像プロモーション事業実⾏委員会
オフィシャル・サイト(外部サイト)
X・インスタグラム:@mirrorliarfilms
公開表記
配給:アップリンク
5月31日(金)より2週間限定公開
(オフィシャル素材提供)