作品紹介

『ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』

©SHORELINE ENTERTAINMENT

イントロダクション

 1970年に解散し、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン亡きあとも、アルバムやAI技術を借りて新曲を発表し話題を集めるなど、時代を超えて世界中で愛される伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。

 本作は初期のビートルズが出演していたリヴァプールのクラブ「ジャカランダ」のオーナーで、1960年そして61年に彼らのハンブルク巡業を手掛けた興行主アラン・ウィリアムズが、当時美大生だったジョンとスチュアート・サトクリフに女子トイレの修繕の仕事を頼んだ時の回想から始まる。

 さらにメジャー・デビュー直前に突然解雇されたドラマーのピート・ベストがビートルズを追い出された日やその過程などについて自ら詳細に語るほか、ビートルズ全作品をプロデュースしたジョージ・マーティンに乞われデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ」のレコーディングにリンゴ・スターの代わりに参加したアンディ・ホワイト、初期から『ラバー・ソウル』までのチーフ・エンジニアを務めたノーマン・スミスら、初期のビートルズをよく知る男たちの証言からビートルズが成功するまでの軌跡を辿る。

 ハンブルク巡業、リヴァプールの席巻、当時英国最大のレコード会社であったデッカ・レコードのオーディションの失敗、さらにメンバー交代劇など紆余曲折の末、62年「ラヴ・ミー・ドゥ」でメジャー・デビューするまでを、当時のTV番組のパフォーマンス映像やコンサートの模様などを交えて、彼らの創造性やスターダムを上りつめていく過程を検証していく。

 監督は、数多くの音楽ドキュメンタリーやCD制作を手掛け、“Dinosaurs Myths & Reality(恐竜の神話と現実)”(95)をプロデュースしエミー賞を受賞した、ボブ・カラザーズが務める。

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ストーリー

 伝説のロックバンド「ザ・ビートルズ」。数多くの名曲を生み出し熱狂的なファンを生んだ彼らも、メジャー・デビュー前はリヴァプールで演奏する小さなコピーバ・ンドだった。やがて初代マネージャーとなるアラン・ウィリアムズとの出会い、ハンブルクでの演奏活動、バンド・メンバーの脱退と加入を経て、1962年「ラヴ・ミー・ドゥ」でのメジャーデビュー以降、20世紀を代表するグループへと駆け上っていく。元ドラマー、ピート・ベストらメジャー・デビュー前の”ザ・ビートルズ”の姿を知る関係者のインタビューと、当時のTVパフォーマンス映像を交えながら、知る人ぞ知る初期ザ・ビートルズの在りし日を回想する。

 (原題:The Beatles: Up Close and Personal、2008年、イギリス、上映時間:72分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本・製作:ボブ・カラザーズ
 出演:アラン・ウィリアムズ、ピート・ベスト、アンディ・ホワイト、トニー・ブラムウェル、ノーマン・スミス、アラン・クレイン

ギャラリー

特報

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 公式X:https://twitter.com/beatlesfilm(外部サイト)
 公式Facebook:https://www.facebook.com/beatlesfilmselection(外部サイト)

公開表記

 配給:NEGA
 7月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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