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Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』配信記念イベント

©Y.T.90-94

 登壇者:永瀬 廉、出口夏希、三木孝浩監督

 世界最大級のオンラインエンターテインメントサービスを提供するNetflixは、企画・製作をするNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を2024年6月27日(木)に配信する。

 森田 碧によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社 刊)がNetflix映画として映像化。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼ分かってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計35万部を突破した。そんな話題の原作が、Netflix映画として実写映像化。監督を務めるのは、『ホットロード』、『今夜、世界からこの恋が消えても』など青春恋愛映画の名手と呼び声の高い三木孝浩。脚本は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で三木監督とタッグを組み、『君の膵臓をたべたい』など、多数のヒット作を生みだす吉田智子が担当。音楽は、『今夜、世界からこの恋が消えても』で三木監督とタッグを組んだ亀田誠治が担当する。青春純愛映画の第一人者たちが、愛と死のはざまで刹那の輝きを放つ登場人物たちの心の機微を精巧に描き出す。

 そして、主演を務めるのはNetflix作品初参加となる永瀬 廉。突然余命を宣告され、いろいろなことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。またヒロイン・桜井春奈役をNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」でフレッシュな演技を魅せた出口夏希が務める。

この度、主演の永瀬 廉、出口夏希、三木孝浩監督が登壇する 【配信記念イベント】が実施された!

 6月27日(木)からNetflixで独占配信する『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』の配信記念イベントが実施され、イベントには主演の永瀬 廉、ヒロインを務めた出口夏希、そして三木孝浩監督が登壇し、いよいよ配信スタートが翌週に控えた今の心境や、撮影当時を振り返っての思い出トークなど、本作の魅力について存分に語った。
 『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』、通称『よめぼく』は、SNSを中心に話題を呼んだ森田 碧(もりた あお)のベストセラー小説をNetflix映画として映像化。今を大切に生きようとする男女が織りなす期限付きの恋を描いた、切なく、そして爽やかなラブ・ストーリーとなっている。配信スタートに先駆けて実施した試写会では、93%の方が泣いたと語り(Netflix調べ)、「今まで見た映画の中で一番泣きました」「期限付きの恋に胸が締め付けられたけど、2人がずっと幸せそうで、ラストは前向きな気持ちになれました」などの感想が寄せられている。

 イベント冒頭で本作の主演を務めた永瀬は「ついに配信の日が近づいてきて、実感はまだ全然わかないんですが、本作を観て皆様の反応を聞くのがとても楽しみです!」と期待に胸を膨らませ、出口も永瀬に続き「やっと皆様にお披露目できる日を迎え、本当に嬉しいです」とコメント。さらに本作でメガホンを取った三木監督は「普段は配信や公開が近づくと不安になってしまうほうなんですが、今回は永瀬さんと出口さんの二人の雰囲気がとても素敵で、撮っている時も二人の空気感に影響を受けて素敵な作品を撮れたと思います。早く皆様に観てほしい気持ちでいっぱいです」とそれぞれが配信へ向けた意気込みを語った。

 初の王道ラブ・ストーリー映画で主演を果たし、完成した本編を見てラストは思わず“泣いた”と語った永瀬。「ここまでがっつり恋愛に焦点を当てた作品は初めてやりました。タイムリミットがある恋愛という部分に不安な部分もあったのですが、現場では気負わず自分らしく撮影に臨めました」と撮影当時を振り返り、「今までは当事者として、作品を100パーセント楽しむことがなかなかできないことも多かったのですが、本作は物語を純粋に楽しめて、ラストでは思わず泣いてしまいました。そんなことは今までなかったので自分でもびっくりしました」と、本作を初めて観た時の率直な感想を語った。さらに「登場人物たちの表情の切り取り方も素晴らしくて、三木監督がすごく素敵に撮ってくださって。いろいろなパズルが上手くハマった作品だったと思います」と自信も覗かせた。

 そんな永瀬の姿を受けて三木監督は「永瀬さんとの顔合わせの段階で、パブリック・イメージではクールでミステリアスな雰囲気なのかな?と思っていたのですが、実際は親しみのある空気感をお持ちで、一緒に作品を作れたら絶対に面白くなるなと感じました。撮影ではその瞬間瞬間で2人が感じた表情を素直に表現していくセッションのような撮影にしようねと話していました」と振り返った。

 加えて、“ただ悲しいだけではなく観終わった後に前向きな気持ちになれる”という感想が多く寄せられている点において永瀬は「秋人と春奈の生きざまが視聴者にそういう感情を持たせるのだと思います。二人の姿を見て、今の幸せを噛み締めつつ、大切な人とこれからどうやって生きていこう?を前向きに考えられる作品だと思います」と述べ、出口は「前向きな気持ちになれると感じていただいたならすごくうれしいし、自分の自信に繋がりました」、三木監督は「最初に企画を頂いて原作を読んだ時に、秋人と春奈をかわいそうではなく、お互いを支えあう2人を『羨ましい』と思いました。そんなまぶしい二人の空気感を映画でも表現したいと思いました」と話し、「それ俺が言いたかったやつ!」と永瀬と出口は揃って三木監督のコメントに賛同した。

 本作で初共演となった永瀬と出口。共演シーンで印象的なエピソードを聞かれると、永瀬は文化祭のシーンを挙げ、「あのシーンはすごく手が込んでました! 高校時代の思い出はなんですかって聞かれたら『よめぼくの文化祭』だと答えたいくらいキラキラしていました(笑)」と撮影当時を振り返った。また、劇中では美術部で絵が上手い設定の秋人を演じた永瀬だったが、実際の永瀬の絵心に衝撃を受けたという出口。「永瀬さんは画伯です(笑)。個性的な絵を描きますよね……」と問いかける出口に対し「どうしても目を描くときに黒目の焦点が合わなくてホラーな絵になってしまう……。もしかしたら本編でぼくの書いた絵が使われているかも(笑)」と、永瀬は当時を振り返り、場内を笑わせた。

 撮影現場の雰囲気について、出口は「お互い人見知りなので最初は全く目すら合わなかった」と回想し、永瀬も「最初は三木監督が場を回してくれたのでかろうじて話せましたが、二人になったとたん声かけていいものなのかな……何の話しようかな……と常に悩んでいました」と撮影序盤の当時を振り返りつつ、そのもどかしい感じが作品にプラスに働いたと語った監督。打ち解けたきっかけは、お互いの呼び名を決めたことだったという。永瀬は出口を「でぐ」と呼び、出口は最初は「秋人くん」と役名で呼んでいたものの、最終的にはフルネームで「永瀬 廉」、「おじさん」と冗談を言い合えるほど仲良くなったという。

 続いてそれぞれの本作における“推しシーン”を発表するコーナーへ。永瀬は春奈と見ることが出来なかった切ない花火のシーンをセレクト。「2人がお互いを思いあうが故にすれ違いが起こるのですが、そのシーンがとても切なくてぐっときます」。続いて出口は、秋人が横田真悠演じる綾香を病室に連れてくる感動的なシーンをセレクトし、「秋人と春奈の恋愛のお話でもありますが、友情も一つのテーマになっていて、このシーンは秋人君のやさしさと、一人ひとりの想いが詰まっていて、愛おしい再会のシーンを選びました」、監督は、春奈が秋人に絵を書いてもらうシーンをセレクトし、「このシーンは撮影の終盤に撮って、二人の雰囲気がすごく良かったんです。春奈の表情を撮っているうちに僕自身感情があふれてきちゃってカットを切れなくなってしまって。実際にモニターを見ていた全員が泣いたシーンです。僕がこの映画の中でとても大切にしていたシーンなので思い出深いですし、視聴者の皆さんには注目してほしいですね」とこのシーンに込められた熱い想いを語った。

 そして、主題歌にはヨルシカのsuisがカバーした「若者のすべて」が使われており、先日の解禁時にはSNS上でも大いに話題となった。「最初に作品を作るときに、新しい楽曲を作ってもらうよりは、みんなが聞いたことのある、思い出の引き出しを開けるような楽曲はないかという話になって、僕自身も大好きな『若者のすべて』に決まりました。この作品は、二人がそれぞれの想いを受け取り、想いのバトンを受け継いでいく物語です。そして音楽そのものがこの物語で表現したかったことだと思いました。実際にフジファブリックさんの楽曲をsuisさんがカバーして、音楽はどんどん後世に受け継がれていって……そういう部分を楽曲でも表現できたらなと思いました」と、監督がこの楽曲に託した想いについて語った。
 永瀬もこの楽曲には思い入れが深く、「suisさんのバージョンは、心にすっと入ってくるようで、凝り固まっていた心をほぐしてくれるような優しい歌声だと思いました」と語り、出口も「もともとプレイリストに入れて聞いているくらい好きな曲だったので、カバー曲をすごく楽しみにしていました。実際にエンドロールで聞いたときに、作品にすごくあっていると思ったし、『春奈は病気で辛かったけど、すごく幸せだっただろうな』とか、いろいろな想像が膨らむ、余韻に浸れる楽曲だと思いました」。また永瀬は、「監督はカラオケに行くといつも『若者のすべて』を歌っていましたよね」と楽曲にまつわる思い出も披露してくれた。

 最後に永瀬より、「世界中で配信される本作ですが、命と恋の物語は、国や世代を超えた共通のテーマです。この作品ならではの高校生のピュアさやまっすぐさが丁寧に繊細に描かれていて、一つひとつのシーンが絵画のように美しい作品です。ぜひご覧ください」と締めくくり、イベントは終了した。

Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』

 配信情報:6月27日(木) Netflixにて世界独占配信

 ストーリー
 美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人(永瀬 廉)は、心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈(出口夏希)と出会う。自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、秋人は次第に心惹かれていく。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていく――。

 原作:森田 碧「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社刊)
 監督:三木孝浩
 脚本:吉田智子
 音楽:亀田誠治
 キャスト:永瀬 廉、出口夏希
 エグゼクティブ・プロデューサー:秋田周平
 プロデュース:春名 慶
 プロデューサー:渡久地翔、坂野達哉
 制作:日活 ジャンゴフィルム

Netflix(ネットフリックス)について

 Netflixは、190以上の国や地域で2億6,000万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズや映画、ゲームなどを多くの言語で配信しています。好きな時に、好きな場所から、好きなだけ作品を楽しんでいただくことができ、いつでも料金プランを変更いただけます。

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(オフィシャル素材提供)

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