8月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開になる映画『心平、』。
この度、予告編が解禁となった。
あわせて、本作プロデューサーを務めた三人の映画監督、田尻裕司氏、坂本 礼氏、いまおかしんじ氏よりコメントが到着した。
コメント
田尻裕司氏
『心平、』は僕の会社・冒険王の10年ぶりの製作作品。その10年前の『こっぱみじん』でチーフ助監督を務めてくれたのが山城だった。山城はいつも、監督である僕の横にいて芝居をじっと見ていた。芝居を見るのが好きなんだろう。どうすればもっと良くなるか、よく相談したことを思い出す。
監督の仕事は何を作るかではなくて、ただひたすら見ること、そして必ず魔法をかけることだと思う。この映画には山城が見続けた眼差しと魔法が映っている。
冒険王の2作目が山城作品で良かった。山城に出会えて僕は幸せだ。
坂本 礼氏
僕は沖縄に行ったことがない。こないだ京都でゆし豆腐風そばを食べた。美味しかったけど、ゆし豆腐風というのが気になった。風って、なに。山城の故郷は、過ごした場所はどんなところなんだろう。山城と沖縄で仕事がしたい。
いまおかしんじ氏
忘れてた。福島のこと。そこに生きてる人がいる。笑ったり泣いたり怒ったりしてる。好きな女がいる。口うるさい妹がいる。いつも千円くれる父親がいる。いろんな奴がいる。楽しいばかりじゃない。苦しいばかりじゃない。でもいる。そこで今も生きてる。
監督 山城達郎 Tatsuro Yamashiro
1986年生まれ、沖縄県出身。
日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。映画学校在学中のクラス担任であったサトウトシキに師事する。
卒業後はフリーの助監督して、石井岳龍監督、廣木隆一監督、青山真治監督などの助監督に就く。
2022年、『ダラダラ』は初監督作品。他、BS 松竹東急「カメラ、はじめてもいいですか?」5・6話の監督を担当。
公開表記
配給:インターフィルム
8月17日(土)より 新宿K’s cinema 他全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)