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『画家ボナール ピエールとマルト』予告編解禁!ボナールの絵画を彷彿とさせる、美しい場面写真7点も到着

©2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk

 第76回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール正式出品、横浜フランス映画祭 2024で観客賞を受賞した『画家ボナール ピエールとマルト』が、9/20(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開する。
 この度、予告編と場面写真7点が解禁となった。

「幸福の画家」は、「幸福の画家の“妻”」は、果たして【幸せ】だったのか?

 「幸福の画家」と称される画家ピエール・ボナールと、謎に包まれた彼の妻・マルトとの半生を描く『画家ボナール ピエールとマルト』。
 今回解禁となったのは、名前も知らないまま惹かれあったピエール・ボナールと、のちに人生の伴侶となるマルトの生涯を切り取った予告編。「君なしでは生きられない」というピエールの一言から、自然に囲まれた家で紡ぐ、自由で色彩に充ちた日常が始まっていく。その毎日は、破天荒でありながらも創造的なものだったが……。ボナールの代表作「ベッドでまどろむ女(ものうげな女)」のモデルも務めたマルトへ羨望の眼差しを向けるモデル・ルネが現れ、その関係にも変化が訪れる。
 遺作「花咲くアーモンドの木」の絵画を仕上げるボナールの姿に“アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う”という言葉が添えられ、年老いるまで深い絆で結ばれていた2人の人生の一片を覗かせる内容となっている。

 さらに、7点の場面写真も到着。クロード・モネをはじめとした絵画・美術界の人々との交友を窺わせる文化人としての一面を捉えたものや、バスタブに横たわるマルト、ルネをモデルに絵を描く様子など、ボナールの絵画を彷彿とさせる美しいシーンの数々が解禁となった。

― アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う ―
20世紀絵画の巨匠のひとり、ナビ派の代表格であるピエール・ボナールと妻マルト。
二人の破天荒で創造的な関係の中で育まれた「幸福の画家」の半生。

 2018年には日本でも国立新美術館でオルセー美術館のコレクションを中心とした大規模な展覧会が催された「幸福の画家」ピエール・ボナール(1867-1947)。
 彼は、印象派に続くナビ派の代表格で、日本美術から大きな影響を受け「日本かぶれのナビ」とも呼ばれた。近年の再評価と人気は非常に高く、20世紀の最も偉大な画家の一人という評価が揺るぎないものとなっている。
 大胆な色彩と日常の些細な事象を好んで描いたことで知られるボナールだが、平面的な画面構成を試みたり、見ることのプロセスそのものを描こうとするなど、終生実験的な姿勢を貫いていた。
 本作では、そんな彼と生涯の伴侶となるマルトの半生を描いている。マルトはピエールにとって、単なるミューズをはるかに超えた存在となるのだが、二人の関係は謎に満ちていた。当時の常識からはかけ離れた破天荒な愛の形を営みつつも、生涯をかけ共同で充実した芸術的成果を生み出していく。美しい映像と共に画家ピエール・ボナールとその妻マルトの知られざる半生を実話に基づき描いた話題作である。キャストは『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役には『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる今やフランスを代表する名女優・セシル・ドゥ・フランスが演じる。メガホンを取るのは『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のある名称マルタン・プロヴォ監督。

公開表記

 配給:オンリー・ハーツ
 9/20(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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