イベント・舞台挨拶

『逃走中 THE MOVIE』公開記念舞台挨拶~OSAKA MISSION~

© 2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社

 登壇者:中島颯太(FANTASTICS)、瀬口黎弥(FANTASTICS)

 映画『逃走中 THE MOVIE』[7/19(金)公開]の公開から約2週間が経過した7月31日(水)、本作のメインキャストであるFANTASTICSの中島颯太(以下中島)、瀬口黎弥(以下瀬口)が登壇し、『逃走中 THE MOVIE』公開記念舞台挨拶 ~OSAKA MISSION~を実施した。

 上映終了後の舞台挨拶ということで興奮冷めやらぬ会場に中島、瀬口が登場すると、客席からは割れんばかりの歓声と大きな拍手が。中島は「観ていただいたということで心もホットな状態だと思いますけども、一緒に思い出話を出来たらなと思います。今日はよろしくお願いします!」と会場の空気を感じながら舞台挨拶への期待を口にした。瀬口が「皆さん“まさかのマジ泣き”していただけましたでしょうか! これからゆっくり思い出を話していけたらなと思います。よろしくお願いします!」と続け舞台挨拶がスタートした。

 中島が大阪出身ということもあり、「逃走中メンバーにおすすめしたい大阪のスポットや食べ物は?」という質問が飛ぶと中島は「中島家のピーマンの肉詰めをメンバーに家に来てもらって食べて欲しいです」と即答。瀬口は中島の家族にも面識があるようで、中島家の雰囲気を「芸人さんみたい。お笑いが好きな一家で、よくよくしゃべる!」と語気を強めて会場に笑いを起こし、「何を言ってるかよく分からない! ペリカンが4匹くらい」とペリカンの声マネを交えてイジリまくった。中島も「人の家族をペリカン呼ばわり……。めっちゃペリカンやん……」と言いながらも照れくさそうに笑顔を見せた。

 続けて「みんなで行ってみたい大阪の場所」という質問が瀬口に投げかけられると、「颯太の家も行ってみたいですし、アメ村、三角公園のたこ焼きだったり、通天閣だったり大阪を感じたいです」とザ・大阪を味わいたいよう。中島がアメ村の近くにかつて通ったスタジオや知人のコーヒーショップがあることを補足すると「へぇ~!」と相槌を打つ瀬口に「あなた行ったことあるからね!?」とツッコみ笑いを起こした。

 事前にSNSにて「#教えてや映画逃走中」というハッシュタグで募集した中から、「映画の中で、颯太くん、黎弥くんのお互いの推しシーン教えて欲しいです!」という質問が出ると、中島は「僕あそこ好きです! 陸がお守り渡して、『マジで!』って言う、あそこの『マジで!』がめっちゃよかったんです。本番が一番良かったです」と話した。瀬口が「再会したシーン! 僕が瑛次郎~!と駆け寄ってほっぺ触ると、めっちゃ柔らかいんですよ」と答えると、中島が「あれアドリブですからね!?」と撮影秘話を明らかにした。
 続いて「中学生の頃50m走は何秒でしたか?私 はちなみに6.5秒でした」という質問には「はやっ!」と二人で声を揃えて驚き、中島は「僕6.2秒ですね。めっちゃ早かったんですよ、で今回の役が補欠じゃないですか、早いのになぁと思ってました(笑)」と当時の心境を明らかにし、瀬口が「今日補欠二人が来てます」とオチを付けて爆笑を起こした。瀬口は「7.3秒とかかなぁ。サッカー部だったんですけどだからゴールキーパーだったのかな」と妙に納得した様子を見せた。

 「FANTASTICSでリアル逃走中をやったら誰が逃げ切れそうですか?」という質問には、中島が「木村慧人」と答え、「(木村慧人は)足は速くない、ミッションは行かない、けど残るみたいなタイプじゃないですか? なんかやってくれそうな気がする。運持ってる」と追加説明を加えた。瀬口は「世界」の名前を上げ、「世界さんって勝負ごとになんか強くて、圧も強い、アニメ(の世界観)に入り込む能力もすごい」とエピソードを交えて答えた。
 
 そしてスクリーンに寺島譲司役を演じた、FANTASTICSの佐藤大樹からサプライズのビデオメッセージが!
 「いろんな登場人物がたくさんいて一回だけじゃ皆さんも観きれないと思います。ぜひ一人でもご家族やお友達、恋人と何度もこの作品を楽しんでもらえると嬉しいです」と熱い言葉を投げかけた。

 本舞台挨拶が“OSAKA MISSION”と銘打たれているので佐藤からクイズが1問出題された。「佐藤大樹演じる譲司が1ヵ所だけアドリブでセリフを言った部分は?」という問題に会場の二人は「そんなんありました!?」と突っ込みながらも、しっかりと熟考。瀬口は「ビルの頂上を目指す譲司が手すりを掴んで落ちるシーンの、アドリブではなく本当に心から漏れちゃった声『な、ナニっ!?』」という回答、中島は「最初の円陣のシーンの『仲間を信じろ』のようなセリフ」と回答。正解は「走れ!ヤマト!」で残念ながら二人とも正解とはならなかった。
 中島は出演のないシーンだったため「めっちゃいいシーンだったから(元から台本に)あると思ってた」と素直に感心した様子だった。

 あっという間に最後のメッセージになり、瀬口は「逃走中の中での青春だったり仲間を思いやる気持ちだったり、何かを守る、助ける気持ちって言うのは僕自身も教えられる感情もありましたし、逆に僕から皆さんに人生の苦難とか困難がある中で、西園寺陸を通して伝えていきたいという想いをこめてお芝居をさせていただきました。夏休みでこんなに大きい規模で逃走中が公開されていて僕自身嬉しいですし、皆さんに観ていただけて嬉しいです。まだまだ一回のみならず二回三回と僕らの中に思い出があるようにいろいろな見方をすることで新しい楽しみ方が出来るんじゃないかなと思いますので、もしよければもう一度『逃走中THE MOVIE』を観て皆さんの盛り上がりを、お力を貸していただけると嬉しいです」と真摯な想いを伝えた。中島は「めっちゃ以下同文です(笑)」とおどけながらも「『逃走中THE MOVIE』でも歌わせていただいているファイティング・テーマの『ブレイクライン』という曲も自分の弱さだったりとか葛藤とかに打ち勝って向き合って進んでいくような力強い曲ですし、いろんな世代の人が観て勇気づけられる作品になっていると思います。今後とも逃走中、FANTASTICS、JO1の皆さん、そしていろんなキャストの皆さんを応援していただけると嬉しいです」と感謝を伝え、大阪での舞台挨拶は別れを惜しむ拍手のなかで終了した。

公開表記

 配給:東映
 2024年7月19日(金) 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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