短編映画「The Chicken」、コンサート・ドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』で世界中の映画祭から注目を集めた新鋭・空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』が10月4日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開する。また、今月末から始まるヴェネチア国際映画祭ではオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品が決定し、日本のみならず世界中から期待の声が寄せられている。
この度、ビジュアルと30秒予告編が完成した!
「世界は変わっていくんだよ」
目まぐるしく変わりゆく世界で、変わらない友情など存在するのだろうか――。
大親友二人のすれ違いを予感させるビジュアルが完成!
この度解禁したビジュアルは、幼馴染で大親友の高校生のユウタ(栗原颯人)とコウ(日高由起刀)が歩道橋の上で向かい合っている一枚絵が印象的なビジュアル。舞台は20XX年後の未来だが、どこか懐かしさも感じられる雰囲気を醸し出している。「世界は変わっていくんだよ」というコピーはどちらが相手に問いかけている言葉なのだろうか? 二人の表情が絶妙に見えず、一方は学生服、もう一方は私服を着ている。幼馴染で大親友の二人の間に何が起こるのか、さまざまなことを想像させるビジュアルだ。
独特なサウンドと圧倒的にエモーショナルな映像美で“友情の危うさ”を表現。
謎に包まれた本作の全貌が垣間見える30秒予告がついに解禁!
解禁した30秒予告は、学校の中庭で黄色い車がまっすぐにそびえ立ち、それを生徒たちが囲んでいる衝撃のビジュアルから始まる。その異様な光景を見て、ニヤニヤ笑うユウタとどこか戸惑った表情のコウ。この出来事がきっかけで2人の物語が大きく動き出す。仲間たちと共に、夜にこっそり忍び込んだ音楽室で遊んでいたり、「現実をみろよ!」「うるせえよ!」と叫ぶ声など2人の関係性の変化を匂わせるような場面が散りばめられ、「世界は変わる、僕らも変わる」というナレーションと共にすれ違いを予感させるようなユウタとコウが映し出される。小さい頃からずっと一緒だった2人に一体何があったのか?
物語の舞台は決して遠くないXX年後の日本。今の世の中と地続きで、リアリティのある未来を独特なサウンドと、圧倒的にエモーショナルな映像美で見事に表現。これまでに見たことのない切り口で“友情の危うさ”を描いた青春映画の新たなる金字塔が誕生した。
また、今月下旬から開催されるヴェネチア国際映画祭では日本映画唯一のコンペティション部門での選出。海外からも期待の声が寄せられている本作の続報をお楽しみに!
公開表記
配給:ビターズ・エンド
10月4日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
(オフィシャル素材提供)