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パリも認めた若手アニマル画家「石村嘉成」自伝的映画誕生『新居浜ひかり物語 青いライオン』2024年秋 全国順次公開決定&キービジュアル&予告編解禁

© 2024 RSK 山陽放送株式会社

 地元愛媛で個展を開くと長蛇の列ができる、パリも認めた(※)注目の画家石村嘉成さんの自伝的映画『新居浜ひかり物語 青いライオン』が、岡山に本社を置くRSK山陽放送の創立70周年記念映画として制作され、2024年秋から愛媛 岡山 香川で先行後、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開が決定した。併せて石村さんが本作のために描き下ろした「青いライオン」を使ったキービジュアルと、予告編や場面写真が解禁された。
 ※ 2013年第2回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイング部門優秀賞/日本・フランス現代美術世界展入選等

 画家 石村嘉成オフィシャルサイト:https://i-yoshinari.jp(外部サイト)

自閉症の息子に親が選んだ〈譲らない子育て〉とは――

 石村嘉成(30)は父・和徳、母・有希子が不妊治療の末に授かった男の子。はじめは「マンマ ワンワン」と言葉を話し始めたが、次第にあやしても笑わず、目を合わせられず、言葉を発することもなくなった。嘉成が2歳の時に診断されたのは<自閉症>。子育てに悩む有希子は施設を調べては訪れた。その中で共感した療育方針は、自閉症の分野では<少数派>で孤高の療育家が営む施設だった。

可能性を伸ばすという教育の本質に障害の有無は関係ない――

 本作はRSK山陽放送(TBS系列)が制作。ドキュメンタリー番組の取材を通じて石村画家と出会い、担当ディレクターの三好聡浩さんと若手ディレクターの平松咲季さんが本作の監督を務める。膨大なドキュメンタリー素材と新撮したドラマを、緻密かつ秀逸な構成で見事に融合させた意欲作だ。「一番近くにいるはずなのに、自分の息子なのに思いが伝わらなくて、こんなにも遠い」など本編には<子育て世代>が共感するセリフが散りばめられている。石村家は、子どもの涙も辞さない厳格さが求められる療育を選び、心を鬼にしてやり遂げ、子どもの可能性の扉を開いていく。解禁となった予告映像では、母 有希子が、嘉成を通常学級の小学校に必死に入れようとする姿と、それを心の赴くままに受け入れようとする同級生や校長たちの姿が胸を打つ――。しかし、現在のドキュメンタリー映像に母、有希子さんの姿は映っていない。石村家の愛と悲しみと希望溢れる歩みを目の当たりにするとき、自分自身の家族の絆を再認識せずにはいられない。

キャスト&スタッフ

 プロデューサー:物部一宏
 監督・脚本:三好聡浩、平松咲季
 撮影:花坂匡浩(RSKプロビジョン)
 音楽:NAOTO
 原案:原 憲一
 企画:川井祐介
 プロデューサー補:山下晴海
 出演:石村嘉成/小林章子、藤原康典、高原幸之介、中本真維、八木景子、石村和徳、檀ふみ、竹下景子

 製作:RSK 山陽放送株式会社

 (2024年、日本、上映時間:80分)

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画 新居浜ひかり物語「青いライオン」
印象的な動物画で注目を集めている自閉症のアーティスト石村嘉成(いしむら・よしなり)さんと家族の物語を描いた映画、新居浜ひかり物語「青いライオン」の公式サイトです。

公開表記

 配給:福武観光株式会社
 2024年秋 愛媛、岡山、香川先行公開 池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

 (オフィシャル素材提供)

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