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ナンニ・モレッティ監督最新作『チネチッタで会いましょう』ポスタービジュアル&場面写真解禁

© 2023 Sacher Film–Fandango–Le Pacte–France 3Cinéma

 カンヌ・ヴェベチア・ベルリン3大映画祭を制し、カンヌ国際映画祭コンペティション部門8作品連続選出されている『ローマ法王の休日』のナンニ・モレッティ監督最新作『チネチッタで会いましょう』が、11月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開となる。この度、モレッティ監督の71歳の誕生日である8月19日にポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

 早熟の異才ナンニ・モレッティ監督50年のキャリアの集大成となる最新作は、時代の変化についていけず、真ん中にいると思っていたらはみ出してしまっていた映画監督が、失意の後に大切なことに気づくというヒューマン・ドラマ。フェリーニやキシェロフスキ、スコセッシなど映画へのオマージュを交えながらところどころに自身の過去作品を引用して、変化の激しい世界に適応することの難しさをユーモラスに描きだす。人生を肯定し生きる元気を与えてくれると絶賛されイタリアで大ヒットを記録。終始笑えるコメディ・タッチでありながらも、作家性と娯楽性とを見事に両立し、独特のユーモアとやさしい眼差しが観客の心を掴む、モレッティ作品の魅力が満喫できる作品に仕上がっている。

 モレッティ自身が、製作・脚本・出演も兼ね、共演にはモレッティ作品の常連マルゲリータ・ブイや、俳優であり監督のマチュー・アマルリックなどが脇を固める。撮影は90年余の歴史を持つヨーロッパ最大の撮影スタジオであるチネチッタ撮影所で行われ、音楽はフェリーニの音楽を手がけていたニーノ・ロータの弟子フランコ・ピエルサンティが担当し、ポップミュージックを効果的に使っている。

 この度解禁されたポスタービジュアルでは、ナンニ・モレッティ監督演じる主人公のジャンニが周りに総スカンを食いながら、自分を曲げようとはしない様子が写し出され、「すべてのおかしいは幸せに通ず」というコピーが添えられている。歳を取り、本人も昔と違ってしっくりこないことは分かっている。でも、どうしてなのか、どうしていいのかが分からない。映画を愛し家族を愛し、懸命に生きてきたはずのジャンニは、この危機をどう切り抜けるのか!? 併せて場面写真も解禁となった。

 ナンニ・モレッティの映画への敬意と愛に溢れた『チネチッタで会いましょう』は11月22日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。

公開表記

 配給:チャイルド・フィルム
 11月22日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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