作品紹介

『徒花 -ADABANA-』

© 2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

イントロダクション

 長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(19)が第14回 JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival) 最優秀作品賞を受賞するなど、繊細かつ圧倒的に作りこまれた世界観が国内外問わず高く評価されている甲斐さやか監督の最新作、日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』。
 本作は甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。
 また75年の歴史を有するフランスの国立映画映像センターCNCの対象作品となり、これまで深田晃司監督『淵に立つ』『よこがお』や早川千絵監督『PLAN75』等が選出されている。
 主演は『ワンダフルライフ』(99)でスクリーン・デビュー以来、近年『こちらあみ子』(22)、『福田村事件』(23)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24)と日本映画に欠かせない俳優・井浦 新。
 また、井浦 新と同じく、本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、『ノルウェイの森』(10)でスクリーン・デビューを果たし、2021年には『あの子は貴族』で第35回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞し、唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。更に三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏。
 錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐さやか監督最新作に出演を熱望し、大集結した。

© 2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

ストーリー

 ウイルスの蔓延で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに「それ」の保有が許された。死が身近に迫る新次(井浦 新)は、臨床心理士まほろ(水原希子)に自分の「それ」に会わせてほしいと懇願する。新次の「それ」は、自分と同じ姿をしながらも、異なる内面を持ち、純粋で知的であった。「それ」と対面した新次は、次第に「それ」を殺してまで、自分は生きながらえるべきなのか、心が乱されていき……。

 (2024年、日本、上映時間:108分)

キャスト&スタッフ

 出演:井浦 新、水原希子
    三浦透子、甲田益也子、板谷由夏、原日出子
    斉藤由貴、永瀬正敏

 脚本・監督:甲斐さやか
 プロデューサー:布川 均、宮田公夫、ビックァン・トラン、赤澤賢司、上野弘之
撮影:高木風太
 編集:山崎 梓、ロラン・セネシャル
 音楽:長屋和哉
 音楽プロデューサー:akiko

 制作プロダクション:ROBOT

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『徒花-ADABANA-』公式サイト

 映画公式X・Instagram:@adabana_movie

公開表記

 配給:NAKACHIKAPICTURES
 10月18日(金) テアトル新宿他全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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