作品紹介

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』

© 2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

イントロダクション

 ジャルジャル・福徳秀介の恋愛小説を、主演に萩原利久、ヒロインに河合優実を迎えた最新作『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が、来年4月に公開となる。
 監督は映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK/23)など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。観客や視聴者から絶大なる共感を呼ぶ大九監督の新境地にして最高傑作が完成した。
 主人公の冴えない大学生・小西徹を演じるのは、萩原利久。映画化もされたドラマ「美しい彼」シリーズでその人気を確かなものにし、「降り積もれ孤独な死よ」(NTV/24)が記憶に新しい若き実力派俳優が、硬軟自在の魅力でスクリーンを支配する。大九監督作品には、「想ひそめし」(メーテレ/15)、『美人が婚活してみたら』(18)に続き、3作目の出演。小西が恋に落ちるヒロイン・桜田 花には、話題のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS/24)で一躍大ブレイクを果たした河合優実。以前からその演技力を高く評価されていた河合が、お団子頭が印象的な凛とした花を好演する。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」以来、2度目の大九監督作品出演で、萩原とは初共演となる。

© 2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

ストーリー

 思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う――。

 (2025年、日本)

キャスト&スタッフ

 原作:福徳秀介『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(小学館刊)
 監督・脚本:大九明子
 出演:萩原利久、河合優実
 製作:吉本興業 NTTドコモ・スタジオ&ライブ 日活 ザフール プロジェクトドーン
 製作幹事:吉本興業
 制作プロダクション:ザフール

ギャラリー

オフィシャル・サイト(外部サイト)

https://kyosora-movie.jp

 公式X:@kyosora_movie

公開表記

 配給:日活
 2025年4月 全国公開

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