イントロダクション
そのまなざしに射止められたあの夜に、“彼ら”と走り出した破天荒な日々――
無粋にバイクを愛したアウトロー集団“ヴァンダルズ”の危うくて儚い永遠の記録
本作は、アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団”Outlaws Motorcycle Club (アウトローズ・モータサイクル・クラブ)” の日常を描写した1st写真集「The Bikeriders」(1968年初版)にインスパイアされている。
キャストにも豪華な顔ぶれが続々! ヴァンダルズで異彩を放つ存在ベニーには『エルヴィス』(22)、『デューン 砂の惑星 PART2』(24)などのオースティン・バトラー。本作のストーリーテラーで、ベニーのパートナーでもあるキャシーを演じたのは『最後の決闘裁判』(21)のジョディ・カマー。ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニーにはトム・ハーディ。ヴァンダルズのメンバー・ジプコには『ブレット・トレイン』(22)で知られるマイケル・シャノン、ヴァンダルズを取材する写真家ダニーには『チャレンジャーズ』(24)、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のマイク・フェイスト、放浪のバイカー・ソニーには「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダスなど個性派たちが顔を揃えた。
監督・脚本を務めたのは、『テイク・シェルター』(11)、『ラビング 愛という名前のふたり』(16)のジェフ・ニコルズ。
バイクを愛するアウトローたちにとって唯一の居場所(クラブ)が、誰も予想できない形へ変貌していく。60年代アメリカを舞台に、インタビュー形式で綴られる伝説的モーター・サイクル・クラブの栄枯盛衰――バイク映画の歴史に名を刻むクールな1作がここに誕生した。
ストーリー
1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)だった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクル・クラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。
一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう――。
(原題:THE BIKERIDERS、2023年、アメリカ、上映時間:116分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ジェフ・ニコルズ
出演:オースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディ、マイケル・シャノン、マイク・フェイスト、ノーマン・リーダス
ギャラリー
予告編
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公式X:@parcomovie
公式IG:https://www.instagram.com/parcomovie/(外部サイト)
公開表記
配給:パルコ ユニバーサル映画
11月29日(金) TOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)