登壇者:犬飼貴丈、林芽亜里、西垣 匠、髙松アロハ、高橋光臣
ドラマ特区「初めましてこんにちは、離婚してください」(11月7日よりMBSほかで放送スタート)の第1話先行試写会及び完成披露トークイベントが11月1日(金)、神奈川・ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで行われ、W主演の犬飼貴丈、林芽亜里、共演の西垣 匠、髙松アロハ、高橋光臣が出席した。
小説投稿サイト「Berry’s cafe」(スターツ出版)で連載し、2017年に小説が発刊、2019年にコミカライズ化され、2021年に「電子コミック大賞2021」女性部門賞を受賞、小説&コミックス累計180万部を突破中の大人気作『初めましてこんにちは、離婚してください』を実写ドラマ化した本作。見知らぬ相手と16歳という若さで政略結婚をした、旧家令嬢の結城莉央(林)が、夫でIT企業社長の高嶺正智(犬飼)に初対面で「離婚宣言」をするところから恋が動き出す“溺愛ピュアラブストーリー”となっている。
自身の役を演じた感想を聞かれると、犬飼は「勝手なイメージなんですけど、IT企業って理系なイメージがあって、僕はバリバリ文系なので、どうやったらIT企業の社長っぽく見えるかなと思いながら撮影に臨ませていただきました」と打ち明け、演じる上で苦労した点については「社長役というところよりも、仕事と莉央に対する向き合い方がコロッと変わるんですけど、そういった変化していく表現が難しかったなと思います」と語った。
そして、「こういうイベントが初めてなのですごくドキドキしています」と初々しい挨拶をした18歳の林は、26歳の役を演じたことについて聞かれると「莉央ちゃんの人生で、私がまだ経験していないようなことがたくさんあったので、演じる上ではすごく難しかったんですけど、それこそ莉央ちゃんも高嶺さんやほかの登場人物と接していく中で、新しい感情だったり経験をしていく女の子だったので、そういった面では私もこの現場でたくさんの新しい感情だったり経験ができたので、そこは通ずるものがあるなと思いながら撮影していました」と充実した表情を浮かべた。
1話の最後には、寝込んでいる莉央に高嶺が顔を近づけて……というシーンが描かれているが、同シーンが話題に上ると、犬飼は「“何をしているだ、この人”って思いましたね」と客観的視点で感想を述べ、「僕自身、恋愛ものをそこまで経験してきたわけではないので、監督たちと密に話し合いながら、アドアイスをいただきながらあのシーンを作っていったんですけど、とても新鮮で自分の中にない引き出しだったので、貴重な体験をさせていただいたなと思っております」とコメント。一方、林は「莉央ちゃんはずっと目を瞑っていたので、莉央ちゃんとしては何をされているか分からないんですけど、私としては意識があったので、“顔が近くにきてる!”って思いながら(笑)、でも目をパチパチしないようにしなきゃと思いながら無になってやっていました」と振り返った。
続けて、高嶺の高校時代からの親友で、高嶺の会社の副社長も務める天宮翔平を演じる西垣は「天宮は高嶺とは対照的で、明るくて、ドタバタしているキャラクターなんですけど、かわいらしく映っていればいいなと思いながら演じていました。僕も学生時代に“副”という役職に就きがちで、サポート係が多かったので、気持ちもわかって楽しかったですね」と声を弾ませ、莉央の幼馴染・税所羽澄を演じた髙松は、劇中では莉央のことを“お嬢様”と呼ぶことが話題に上ると「莉央が本当にお嬢様になってくれたので、やりやすかったというのがまずありますね。あと、羽澄はお嬢様に対する気持ちがまっすぐなんですけど、僕は超特急でまっすぐ担当なので、(自分と役が)掛かってるなと思って運命を感じました。僕にしかできないと思いました」と胸を張った。
そして、莉央が慕う一流日本画家の設楽桐史郎を演じる高橋は「ジョニー・デップです」と挨拶して会場の笑いを誘った後、「まず“日本画家”と聞いてドキッとしましたね。(高橋自身は)絵の素養があまりないのでいろんな美術館に行ったんですけど、見れば見るほど分からなくなってしまいました(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「絵の世界ってすごく繊細に描いているんだなというのが見て取れたんですけど、そういう意味ではこの作品も私からしたら絵みたいで、これからの芸能界を背負っていく皆さんが、絵(画)の中で繊細に芝居を重ねていたので、そこで設楽桐史郎がどういう立ち位置で演じればいいのかというところが難しかったですね」と胸の内を明かした。
また、タイトルにちなみ、共演者に知ってほしい秘密や、今だから話せるエピソードを「◯◯宣言」と題して発表する企画も行われ、“ゲーマー宣言”と発表した西垣は「犬飼さんなんですけど、空き時間にずっとゲームの話をしていたのでこれにしました」と理由を説明し、ゲームを広く浅くついばむタイプだという犬飼は「匠くんもゲームをすると聞いたので、現場ではゲームの話で盛り上がりましたね」とにっこり。
そんな犬飼は“汗かき宣言”と答え「高橋さんなんですけど、服装も服装なので(真夏の撮影で)汗をかかれていて大変だろうなと思っていたんですけど、全員厚めの衣装を着て揃うシーンがあるんですね。そのときに『暑いね』って言っていたんですけど、高橋さんがやっぱり1番汗をかかれていて、とても代謝がいい方なんだなって思いつつ、服装のせいではなかったんだなって同時に思いました」とコメント。
林は“ミス宣言”と答え「アロハさんなんですけど、撮影の前にリハーサルがほぼ全シーンあって、そのときに羽澄さんのセリフで“結城家(ゆうきけ)”というのがあったんですけど、それを高松さんは『きじょうけ』って言っていて面白かったです(笑)。あと“夕飯(ゆうはん)”を『ゆうめし』って言ったりもしていたので、結構笑わせていただきました」と笑顔を見せると、髙松は「すいませんでした……」と謝罪し、「本当に漢字が苦手なんですよ……。そこは自分が出てしまいましたね」と苦笑した。
そんな髙松は“筋肉宣言”と発表し「匠くんなんですけど、僕は筋トレをすることが大好きなんですよ。匠くんと話していたら『俺も筋トレやってるよ』って。しかも週に2〜3回行っているって言っていて、匠くんは細身の方だと思っていたんですけど、そんなにやってるんだって思いました」と目を丸くし、西垣が「アロハくんは(筋肉が)すごいじゃん。なんか踏み台にされてる感じがする……」とぼやいて笑わせると、髙松はこれを全力で否定しつつ「脱いだらすごいんだろうなって」とイジり、「ほらっ! (ここでは)脱がないし」と眉をひそめた西垣の腕を触った犬飼が「ムキムキですよ」と髙松のトークに乗っかると、西垣は「よくないですって」と突っ込んだ。
そして、高橋は“ほぼ娘宣言”と答え「芽亜里さんなんですけど、お歳が今18ということで、私が今42なんですね。それを鑑みると“娘やん!”と思って」といい、高橋から両親の年齢を聞かれた林は「ずっと20歳です。頑なに『ずっと20歳』と言ってくる両親です」と返答すると、高橋は「すてきなご両親で、そのエピソードだけで家族の仲良し感が伝わってきてすてきだなと思いますね」とほっこりエピソードを話した。
さらに、本作に登場するキュン台詞を、登壇した男性キャストが生披露し、1番響いたキュン台詞を決める『はじりこNo.1イケメン』企画も行われ、1番手で壁ドンをしながら「だったらうちに来るか?」というセリフを、床に向かって(床ドンして)披露して会場を沸かせた犬飼は「超ラクですよ。あとは楽しむだけですからね」と肩の荷がおりてスッキリとした表情を浮かべ、次に「お前に拒否権はない」というセリフを披露した西垣は「心臓がゾワっとしました」と胸を押さえた。次に「お前が欲しい、好きだ」というセリフを色気たっぷりに披露した高橋は「なかなかカロリーの高いイベントですね」と吐露し、最後にふざけながら「好きになっちゃった?」というセリフを披露した髙松は「はぁ……心が痛いです」とダメージを受けていた。 そして、“No.1イケメン”の決定権を委ねられた林は「わたし的に(観客の)拍手が1番多いと感じたのは、高橋さんの『お前が欲しい、好きだ』だったんじゃないかと思います」と発表すると、高橋は「お嬢さーん!」と絶叫して喜んだ。
最後に、PRコメントを求められた林は「このドラマはラブコメということで、笑いあり、キュンキュンありなんですけど、それぞれの登場人物がそれぞれに与え合う影響だったり、感情だったりがすごく丁寧に描かれていて、人と人との繋がりを感じられる作品だと思っているので、皆さんがこのドラマを見ている30分間が楽しいものになればいいなと思っています」と目を輝かせ、犬飼は「一人ひとりのキャラクターたちが魅力的で、かわいらしくて、楽しくて、温かくて、切なくて、キュンキュンして、いろんな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマだなと思っています。皆様が最後まで楽しんでいただけるか監視しております」とアピールした。
<ストーリー>
京都で千年以上の歴史がある、旧家の令嬢・結城莉央(林芽亜里)は見知らぬ相手と16歳という若さで愛のない政略結婚をした。夫となったのは、IT界のイケメン社長・高嶺正智(犬飼貴丈)。毎年誕生日におくられる五千万円……いわば“金”だけの関係だった。その後、互いの顔も知らず、話すこともなく10年の月日が経ったある日、莉央は上京を決意。
初対面の夫に、「初めましてこんにちは、離婚してください」と“離婚”を申し出る――。しかし夫の高嶺は、初めて見た妻に思いがけず惹かれ……「離婚しない!」宣言。一刻も早く「離婚したい」妻と「離婚したくない」夫……前代未聞の恋愛攻防戦が勃発!? 高嶺の会社の副社長・天宮翔平(西垣 匠)や莉央の幼馴染・税所羽澄(髙松アロハ)、謎めいた美術商・黒瀬友哉(山中柔太朗)、莉央の日本画の師匠・設楽桐史郎(高橋光臣)らの登場で、恋も急展開――!? 環境に縛られ、自分の感情を押し殺して生きてきたヒロインが自ら《やりたいこと》を見つけ、《本当の愛》を知る超シンデレラ・ストーリーに加え、純度高めなピュア・ラブ・ストーリーに毎話“キュンの嵐”が止まらない! 全女子必見の恋がしたくなるドラマがこの冬、開幕。
ドラマ特区「初めましてこんにちは、離婚してください」概要
出演:犬飼貴丈、林芽亜里
西垣匠、髙松アロハ/山中柔太朗/高橋光臣
監督:加藤尚樹、佐々木資門、實光美々佳、鹿野洋平
脚本:桐乃さち、折戸咲月
OP主題歌:乃紫「縁色反応」(MIJ Quality Record)
ED主題歌:TRACK15「千年計画」(06(o-six) records)
制作プロダクション:TBSスパークル
製作:「初めましてこんにちは、離婚してください」製作委員会・MBS
放送情報
2024年11月7日(木) 初回放送スタート
MBS:11月7日(木)より毎週木曜24:59~
テレビ神奈川:11月7日(木)より毎週木曜23:30~
チバテレビ:11月8日(金)より毎週金曜23:00~
テレビ埼玉:11月13日(水)より毎週水曜24:00~
とちぎテレビ:11月14日(木)より毎週木曜22:30~
群馬テレビ:11月14日(木)より毎週木曜23:30~
配信
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
公式HP:https://www.mbs.jp/hajiriko/(外部サイト)
公式SNS:
公式X(旧Twitter):@dramatokku2_mbs https://twitter.com/dramatokku2_mbs(外部サイト)
公式Instagram:@dramatokku2_mbs https://www.instagram.com/dramatokku2_mbs(外部サイト)
公式TikTok:@drama_mbs https://www.tiktok.com/@drama_mbs(外部サイト)
公式タグ:#はじりこ #ドラマ特区
原作情報
「初めましてこんにちは、離婚してください 新装版」(ベリーズ文庫)
あさぎ千夜春 著(スターツ出版刊)
「初めましてこんにちは、離婚してください」(ベリーズコミックス)
作画 七里ベティ/原作 あさぎ千夜春(スターツ出版刊)
▼原作小説&コミックス情報はこちらから
https://www.berrys-cafe.jp/article/hajiriko/drama(外部サイト)
(オフィシャル素材提供)