作品紹介

『ネネ -エトワールに憧れて-』

© 2023 GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA – GAUMONT ANIMATION

イントロダクション

 世界最古の歴史と格式を持つパリ・オペラ座のバレエ学校でエトワールを目指す少女ネネの物語。
 2024年3月に横浜で開催されたフランス映画祭に正式出品された本作はフランス映画界期待の新星ラムジ・ベン・スリマンが脚本・監督を務め、エネルギッシュなダンスを披露するネネ役をオウミ・ブルーニ・ギャレル、ネネに立ちはだかる校長マリアンヌを名優マイウェンが演じている。
 さらに本格的なバレエ・シーンには世界三大バレエ団の一つであるパリ・オペラ座の最高位“エトワール”を務めたレオノール・ボラック等豪華バレエ・ダンサーが参加している。
 バレエの美しさと厳しさを鮮やかに描くのと同時に、人種差別や才能への僻み妬みで苦しみながらも常に前向きに生きるネネの姿を通して、その周りの人々も成長していく感動作。
 エトワールに憧れた少女の物語、この秋開幕――。

ストーリー

 パリ郊外の団地で育った労働者階級の12歳の黒人少女ネネ。
 何よりもダンスが大好きで、自宅近くや郊外線RERの駅で伸びやかに踊る喜びを感じさせる彼女のダンスには人を惹きつける“華”があった。ネネはパリ・オペラ座バレエ学校の入学試験に見事合格、毎日時間をかけて髪をシニヨンにまとめ、熱心にレッスンに励むネネは才能を花開かせていく。だがネネが憧れている、パリ・オペラ座の最高位“エトワール”だった校長マリアンヌは伝統を守ることに固執し、「バレエは白人のもの」とネネを邪険に扱う。またネネを羨み、あるいは妬む同級生たちの嫌がらせも始まる。
 このままバレエを続けるか苦悩するネネ……そんな最中、マリアンヌの隠された秘密が明らかになる――。

 (原題:Neneh Superstar、2023年、フランス、上映時間:97分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:ラムジ・ベン・スリマン
 撮影:アントニー・ディアス
 編集:バジール・ベルキリ
 ストリート・ダンス振付:メディ・ケルクーシュ
 クラシック・ダンス・アドバイザー:ジュリアン・メザンディ
 キャスト:オウミ・ブルーニ・ギャレル、マイウェン、アイサ・マイガ、スティーヴ・ティアンチュー、セドリック・カーン、レオノール・ボラック

 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ/ユニフランス

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画「ネネ -エトワールに憧れて-」公式
11月8日公開。世界三大バレエ団の一つ、パリ・オペラ座の最高位“エトワール”を目指す少女の物語。

公開表記

 配給:イオンエンターテイメント
 11/8(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

 (オフィシャル素材提供)

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