登壇者:髙石あかり、伊澤彩織、阪元裕吾監督
11月14日(木)、池袋シネマ・ロサにて、映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』大ヒット御礼凱旋舞台挨拶が行われ、髙石あかり、伊澤彩織、阪元裕吾監督が登壇した。
本作は殺し屋女子コンビのユルくもハードな殺人ライフを描く人気シリーズの第3弾。『ベイビーわるきゅーれ』シリーズは、日本映画界に“殺し屋”ジャンルを確立させ、ガールズ・アクションに革命をもたらした傑作として人気を博している。
本作では、殺しの任務で九州・宮崎に降り立った杉本ちさとと深川まひろが、“史上最強の敵”に立ち向かうさまが描かれる。髙石がちさと、W主演の伊澤彩織がまひろを演じた。
この日舞台挨拶の会場となった池袋シネマ・ロサは、2021年に公開されたシリーズ第1弾が半年に渡り上映された劇場。当時、わずか1館での劇場公開から始まった本シリーズは今作では全国200館に迫る劇場での公開がされており、「ベビわる」の聖地として多くのファンが集まった。
この3人が舞台挨拶で一緒に登壇するのは、2021年9月2日に開催したシリーズ第1弾『ベイビーわるきゅーれ』の舞台挨拶以来。奇しくもその舞台も今回と同じ池袋シネマ・ロサで開催されており、ファンにとってもキャストにとっても感慨深い“凱旋”となった。
映画上映後、まず阪元監督が舞台に上がり集まったファンに感謝の言葉を伝えると、早速W主演の二人が登壇。伊澤がデザインしたTシャツに身を包み登壇した髙石は「本日はこの3人でシネマ・ロサに帰ってくることができて本当に嬉しいです」と話すと、伊澤も「今日は短い時間ですけどよろしくお願いします」と挨拶。
続けて、髙石が「シネマ・ロサに3人で登壇するのは、シリーズ1の2021年9月2日以来です」と伊澤と阪元監督に伝えると、会場からは驚きと感嘆の声が上がった。この日が約3年ぶりの“聖地”シネマ・ロサでの凱旋舞台挨拶ということもあり、ファンにとってもシリーズの歩みを改めて実感する特別な日となった。
舞台挨拶では、阪元監督がMCを務め、撮影時のエピソードや裏話が次々と披露され、ファンにとってはたまらないトークが繰り広げられると3人がが笑顔で語り合う様子に、会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、ファンも熱心に耳を傾けた。さらに会場に集まったファンからの質問コーナーも設けられ、3人が質問に答える場面では、笑いと感動が入り混じる温かい交流が生まれた。
そのような時間はあっという間に過ぎ、終わりの時間が迫ると、髙石が「ベイビーわるきゅーれだからこそ、この距離感で皆さんとお話できるなと思うので、作品にも感謝ですし、本当に観に来てくださってる皆さんのおかげでここまで来られたと思っているので、ちさととまひろは永遠なので、またどこかで皆さんとこうしてお会いできることを願っております」とシリーズへの愛とファンへの感謝を伝えた。
続けて、伊澤は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズがコミック化されることに触れ、「映画をやって、ドラマをやって、次は漫画になるという、よくある漫画を劇場化する流れの逆をやっているような感じでいつか小説になったりすることもあるかもしれない」とユーモアを交えてコメントすると、続けて、「本当にこんなに長く続く作品になるまで皆さんが愛してくれたおかげです。この4年間、一緒にやってくれたチームの集大成を、今日こうして皆さんに見届けてもらえることが本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします」と感謝の思いを熱く語った。
最後に阪元監督は「このナイスデイズで、締めくくりの気持ちで作ったつもりなので」とシリーズへの特別な思いを吐露する場面。続けて、「シリーズ1から支えてくださったファンの皆様、お二人、そして全てのキャストとスタッフの皆さんに感謝します」と話し、シリーズを支えた全ての人々への感謝の言葉を贈った。
そして、舞台挨拶がひと段落したかと思われた時、阪元監督が「全然触れてなかった(笑)」と髙石が朝ドラヒロインに決まったことについて切り出すと、これに会場も一気に湧き上がり、温かな雰囲気に包まれた。
高石は「皆さんのおかげです! 感謝しています。ベイビーわるきゅーれ様様です!」と笑顔でコメントすると観客からは大きな拍手が送られ、祝福ムードの中、舞台挨拶は盛大な拍手で幕を閉じた。
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