イベント・舞台挨拶

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』吹替声優登壇イベント

© 2024 PARAMOUNT PICTURES.

 登壇者:武内駿輔(ルシアス役)、沢海陽子(ルッシラ役)、宮野真守(ゲタ帝役)、梶 裕貴(カラカラ帝役)

 第73回アカデミー賞®では作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、名匠リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する伝説の名作『グラディエーター』の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした圧倒的な迫力とたぎる情熱をたずさえ、劇場にやってくる!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が11月15日(金)より大ヒット上映中!

 先週15日(金)より公開を迎え、初週末の動員ランキングで洋画No.1スタートを飾った大ヒットを祝し、復讐を誓う剣闘士≪グラディエーター≫として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じる武内駿輔、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)を1作目から続投する沢海陽子、一度目にしたら焼き付いて離れない、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)役の宮野真守、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)役の梶 裕貴の4名が登壇! それぞれが役柄をイメージしたゴージャスな衣装で、大帝国・古代ローマの皇族というキャラクターに相応しく、沢海のゴールド・ドレスと、宮野の全身白スーツのインナーにあしらわれた刺繍はなんとこの舞台挨拶のために特別に制作したものという気合の入りよう! 梶も宮野と“双子皇帝コーデ”の白スーツで抜群のかけあいをみせ、主人公を演じた武内は強靭なメンタルで舞台挨拶をまとめあげる、ジャパン・グラディエーター・チームの強さを見せつける大盛り上がりのイベントとなった。

 これから上映される本編、そして舞台挨拶を楽しみに待ちわびる大勢のファンの前に武内、沢海、宮野、梶の4人が姿を現すと大きな拍手で迎えられた。主人公の剣闘士≪グラディエーター≫ルシアスを演じた武内はルシアスの鎧を思わせる光沢のある茶色のジャケット、ルシアスの母であり元皇帝の姉・ルッシラを演じた沢海はルッシラの衣装を完全再現したかのようなシックで煌びやかなドレス、双子の極悪皇帝を演じた宮野と梶は、そろって純白のセットアップでビシっと“双子皇帝コーデ”の装いで、舞台上が一気に栄華を誇った古代ローマ帝国さながらのオーラに包まれる。

 武内の「皆さん本日はご来場ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします」と堂々たる挨拶や、極めて上から目線な表情を決めた宮野による「本日はようこそ集まった。偉大なるローマ市民たちよ、賛辞を与える。存分に楽しんでゆくが良い」とこれ以上ないほど偉ぶった挨拶に、梶が「アフレコがまだ抜けていないですね(笑)。完璧です。僕は同じようにはできないのですが……映画の中では結構暴君です!」と畳みかければ、沢海が自身の衣装を見せながら「ようこそ皆さんおいでくださいました。コニー・ニールセンです!」と冗談を飛ばし「あ、皆さん引きましたね」と謙遜するも、武内が「いやいや! 様になりすぎていて説得力がすごい!」と一同納得するほどの存在感に、なんと沢海は「作らせました」と驚きの一言! 大きな拍手に包まれる中、宮野も「僕もインナーの刺繍、無地のものに縫わせました」と明かすも、皇帝キャラが“入って”いる宮野の言葉に会場全体が半信半疑の空気になり、「ほんとのほんとですか!?」と方々からツッコまれるなか宮野は「本当です、有能な従者がいます」とアピールして会場を沸かす。

 古代ローマを舞台にした史劇とあって、印象に残っているセリフに話が及び、武内は「『力と名誉を』という言葉は前作から引き続き僕は好きで、引き継いでいる香りも感じさせながら、彼が背負っているものが現れているセリフなのでかなり大切でした」と語る。

 沢海は「私は……。『ごめんなさい』です。私は24年前の前作でも演じているので、あの時に出ていた少年時代のルシアスを前に、私がここでこれを言うんだな、と家で練習をしていても泣いてしまった。収録時も泣けてしまったグっとくるセリフでした」と染み入る様子も見せながら沢海にしか話し得ない熱いエピソードを披露。

 ひたすらに極悪な皇帝の2人はやはりセリフも強烈で、宮野の「『神々は審判を下した』。これが楽しみでした」、梶の「95%ぐらいこの場では言えないぐらい酷い……んですが、『ウソつき!』に注目してほしい」と自身も味わうように話して盛り上げる。
 こんな役を演じていないとここまで悪いことを言う機会はないのではと思われる中、宮野が「言い慣れてますけどね~」とまだまだ皇帝状態をキープしていると梶が「そうなんですか、社会不適合者ですよ!?」とすかさずカットイン、宮野がまさかのセリフではなくマイムで表現し、昇天してザワつくなか梶が「気絶しました!?」とツッコんだり、宮野が自身の極悪エピソードとして「梶くんと現場の楽屋が一緒になると、僕がボケ倒して梶くんが全力でツッコみ倒してくれる。出る前に喉がイっちゃうわけで、それはたまに悪いなと思います」と披露したところに梶が重ねて「たまにですか!? 僕も……」と話しだそうとするも宮野がちょっかいを出しまったく進まない様子に、武内が「“皇帝漫才”もういいですか(笑)?」と一刀両断して会場を沸かすなど、さすがの連携力で会場は大盛り上がり。
 梶は「新人時代に、収録中おもいきりお腹を鳴らしてしまったことが……。この作品でも共演している大先輩の大塚明夫さんに『腹鳴ったの誰だ!?』と言われ、僕が……と名乗り出たら『まあお腹も減るよな』と優しくしていただきました」と初々しい思い出を明かし全員が「極悪ですね~(笑)」と共感していた。

 ここで作中描かれる、戦いに敗れたグラディエーターの命の審判をサムズアップ/ダウンのハンドサインで下す双子皇帝のシーンにちなんで、武内と沢海が英雄になるべく、自身の“英雄エピソード”を明かし宮野・梶がジャッジすることに!
 沢海は「『マクベス』という舞台で魔女の1人を演じた時に、全身黒づくめの衣装で髪はボサボサ、白塗りに白のカラコン。そこで、あれ、ちょっと眉毛が邪魔だな……?と気づき、全剃りしました。眉毛って生えるじゃない? 女優魂で!」と明かすと登壇者一同も驚き会場もおお~と声があがり大拍手、宮野と梶は堂々のサムズアップ! 宮野は「英雄ですね。慈悲を与えよう」と皇帝を抜かず、梶が「先輩に偉そうに……(笑)」とここでも息ぴったり。
 続いて武内が「この作品でも将軍アカシウス役を演じている山寺宏一さんとご一緒になったとき、2人ともモノマネが好きなのでお互いの声マネをきゃっきゃやっていたら、後ろから林原めぐみさんが入って来られて『こんなの2人も業界にいらないわよ(笑)』って言われてしまい……(笑)」とグラディエーター・バトルの幕開けを感じさせるようなエピソードを披露。宮野と梶は悩みながら「もうお前はすでに屍だ」とサムズダウンで失格判定……! 凹む武内に梶は「もし文句があるなら、山寺さんと直接対決を」と先の展開まで投げ、まだまだ物語が続いていく予感も漂わせた。

 最後に武内が気を取り直し、「アフレコの収録もこういった素敵な先輩や、いろいろな世代の役者が『グラディエーターII』の世界観を、日本語で、日本人の方に響くように丁寧に頑張りました。かなりいいものが仕上がったと感じています。人間が“再生”することの素晴らしさが描かれていて、どんな状況でも人間は再生できる、一人の再生が皆の再生に繋がる、そういった人間愛のようなものを大切に思いながら声を吹替えさせていただいた。リドリー・スコット監督が描く壮大なビジュアル、世界とともに人間ドラマも楽しんでほしいです」と英雄らしさをしっかり見せつけると、宮野と梶は大きなサムズアップ! 本作の熱がこの先ますます日本中に広がっていくことを予感させる舞台挨拶となった。

公開表記

 配給:東和ピクチャーズ
 大ヒット上映中

(オフィシャル素材提供)

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