上映会「CINEMA BANDWAGON vol.1」の開催が決定し、広田智大・甫木元空・川添彩といった3人の映画作家の過去作品から最新作までをシアター・イメージフォーラムにて2週間限定で上映する。
今回、甫木元空監督と川添 彩監督の新作情報が到着した。さらに、予告編も完成した。
2015年、今は無き多摩美術大学映像演劇学科の縁から生まれた上映会「たまふぃるむナイト」で青山真治監督が寄せた「映画は終わった。でももっと映画を!」という一言。その言葉に導かれるように当時のメンバーが再集結し、ジャンルや上映尺をはじめとしたさまざまな枠組みや固定概念から解放され、新たな映画や作家を発見できる上映会「CINEMA BANDWAGON」の開催が決定。
第1回目となる今回は、映画という自在に伸び縮みする時間・空間の中で、いつしか現代社会から取り残されていった人々へと絶えず眼差しを注いできた広田智大、Bialystocksのボーカルとしても活動の幅を広げ、吉祥寺バウスシアターをめぐる家族の物語『BAUS 映画から船出した映画館』の公開も控えている甫木元空・イメージと音が緻密かつ大胆に重なり合う中・短編作品で、これまでカンヌ国際映画祭批評家週間をはじめ数多くの映画祭で評価されてきた川添 彩といった3人の映画作家にフォーカス。広田智大監督『朝の火』や、これが初上映となる甫木元空監督、川添彩監督の最新作の特別上映も行う。さらに、青山真治監督が多摩美術大学の生徒たちとともに制作を行った『FUGAKU3部作』を加え、全12作品をラインナップ。
甫木元空監督と川添 彩監督の新作情報が到着!
甫木元空の新作は、ミュージシャンの井手健介との共同監督による映画『エクスネ・ケディの幽体離脱』。70年代、かつてないコズミックなサウンドで世界中の人々を魅了したものの、ある日不意に姿を消し、今日まで一切の情報がない幻のアーティスト“エクスネ・ケディ”の楽曲を元に製作されている。
そして川添 彩の新作『ない、あるいはひかりのような』は、現代詩との交流を通した創作活動を展開する作曲家の川崎真由子が手がける同名曲を基にした“音楽のための映画”。今回の上映会のために制作された。
甫木元空弾き語り!会期中のイベントも続々決定中!
初日となる12月14日(土)にはお披露目となる新作『エクスネ・ケディの幽体離脱』、『ない、あるいはひかりのような』にあわせて甫木元空による弾き語りミニライブ&甫木元空・川添 彩によるトークイベントを開催。翌15日(日)には、劇場で初上映を迎える『朝の火』を記念して、広田智大監督と出演者である山本圭将、福本剛士、須森隆文が登壇。そのほかにも、12月21日(土)甫木元空・井手健介のミニライブ、12月25日(水)甫木元空によるミニライブ&甫木元空・川添彩によるトークイベントなど、続々とイベントが決定している。追加イベント情報や、各日の上映時間等は後日SNSやHPなどを通して発表される。
プログラム情報は公式HPへ⇒ https://cinemabandwagon.com/(外部サイト)
主催:マイナーリーグ
公式HP:https://cinemabandwagon.com/(外部サイト)
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12/14(土)より、シアター・イメージフォーラムにて2週間限定レイトショー
(オフィシャル素材提供)