12⽉13⽇に公開され、⼦育て層や教育関係者・教員を⽬指す学⽣、⼦どもと⼀緒に家族揃っての来場し、話題を呼んでいる映画『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』。
本作は、イギリス⼈を⽗に、⽇本⼈を⺟に持ち、⽇本の公⽴⼩学校に通った山崎エマ監督が、海外⽣活を送る中で気づかされた“⾃分の強み”は“⽇本⼈ゆえ”であり、遡ればそれは、公⽴⼩学校で過ごした時間に由来するのではないかとの思いに⾄り、「⼩学校を撮りたいと思った」ところからスタートした。
コロナ禍の2021年4⽉から1年、150⽇、700時間(監督の⼩学校滞在時間は4,000時間)にわたって撮影を⾏った。主に1年⽣と6年⽣を追った映像には、⽣き⽣きと学校⽣活を送る⼦どもたちの姿と、コロナ禍で困難な時期の教育に悩みながら⼦どもたちと真摯に向き合う教師たちの姿が収められている。
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』から⽣まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』がアカデミー賞®「短編ドキュメンタリー映画賞」ショートリスト⼊り!
⽇本⼈監督・⽇本題材の作品では初候補⼊り!
アカデミー賞®を主催する⽶映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は⽶国現地時間17⽇、第96回アカデミー賞の各部⾨のノミネート最終候補となるショートリストを発表した。「短編ドキュメンタリー部⾨」のショートリスト15作品の中に、『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』から⽣まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』(『ニューヨーク・タイムズ』運営の動画配信サイト「Op- Docs」にて配信中)が⼊った。
アカデミー賞®の各部⾨のノミネート発表は2025年1⽉17⽇で、アカデミー賞®授賞式は2025年3⽉2⽇に⾏われる(いずれも⽶国現地時間)。
⼭崎エマ監督より喜びのコメントが到着!
⽇本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注⽬を浴び、感無量です。
世界中の教育現場で、⽇々次世代の育成に向き合い、社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します。
これは、中学⽣の頃から映画監督を⽬指し、情熱と覚悟をもって⾳と映像で何かを伝える⾃分流のドキュメンタリー制作と向き合ってきたご褒美と思いつつも、これからさらに精進していきたいと思います。
今の⾃分を作ってくれた家族や仲間、撮影時はお腹の中にいて⽇々もっと良い未来に貢献していきたいと思わせてくれる息⼦、本作を⼀緒に制作したチーム、そして撮影にご協⼒いただいた多くの⽅々に感謝申し上げます。
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』
ストーリー
桜が満開の4⽉。新年度は⼊学式から始まる。授業が始まり、1年⽣は挙⼿の仕⽅や廊下の歩き⽅、掃除や給⾷当番など、集団⽣活の⼀員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな1年⽣の⼿助けをするのは6年⽣だ。⼩さくてまだ何も分からない1年⽣も、わずか6年の間に⾃分が何者であるかという⾃覚を持ち、6年⽣にふさわしい⾏動を取るようになる。
主⼈公は学校そのもの。カメラは、1年⽣と6年⽣に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校⽣活を追う。
コロナ禍において学校⾏事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会⽣活におけるマナーを学んでいく1年⽣、経験を重ね次章への準備を始める6年⽣……。3学期になり、2年⽣に進む1年⽣は、新1年⽣のために⾳楽演奏をすることになる。彼らは社会の⼀員として⽣きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。
桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。
(英題:THE MAKING OF A JAPANESE、2023年、⽇本・アメリカ・フィンランド・フランス、上映時間:99分)
キャスト&スタッフ
監督・編集:山崎エマ
プロデューサー:エリック・ニアリ
製作・制作:シネリック・クリエイティブ
国際共同製作:NHK
共同制作:Pystymetsä Point du Jour YLE France Télévisions
協⼒:世⽥⾕区、世⽥⾕区教育委員会
製作協⼒:鈍⽜倶楽部
予告編
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公開表記
配給:ハピネットファントム・スタジオ
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』絶賛公開中!