登壇者:ナーグ・アシュウィン監督
『バーフバリ』シリーズで世界を魅了したプラバースの最新主演作『カルキ 2898-AD』が2025年1月3日(金)に日本公開される。『RRR』を上回る製作費110億円をかけたインドが贈る超大作がついに日本降臨!
12月18日(水)、日本公開を直前に控え、ナーグ・アシュウィン監督が登壇するジャパンプレミアが実施され、本作公開への期待をたっぷりと語った。
監督が登壇すると会場からは熱い大歓声が! 初めに日本語で「皆さん、こんにちは」と挨拶をし、「ずっと前から来たいと思っていた日本に『カルキ 2898-AD』という自分の映画を携えて来られたことを本当に嬉しく思います」と喜びをあらわにした。今回が初来日ということで、初めての東京について聞かれた監督は「早速地下鉄で渋谷に行ったんですが、道に迷ってすぐホテルに戻りました」と会場の笑いを誘い「ショートトリップになりますが楽しみにしています」と答えた。
そして、今回のジャパンプレミアに向けて事前に募集していた質問にも回答することに! SFとしてたくさんの創造的な作り込みをされている本作、特に細部にこだわったシーンについて監督は「今回プラバースが演じるバイラヴァとアミターブ・バッチャン演じるアシュヴァッターマンが対決をする場面で、拳と拳がぶつかるシーンがあるんですが、このシーンはとても好きなのでぜひチェックしてほしい」と見どころを語った。
また、いつからプラバース主演で撮影することを考えていたかという質問に「キャスティングを考え始めて一番初めに思い浮かんだのがプラバースでした。自分たちとしても非常に野心的なオファーだったのですが、プラバースさんはやりたいと快く受けてくれました。本作を観ていただいたら、彼がどのくらい楽しんで撮影をしているか、そしていかに素晴らしい役者であるか、改めて感じていただけると思います」とキャスティングの経緯を明かした。
また特殊なアクション・シーンが多い本作、「アクション・シークエンスに対する彼のワクワクさとアイデアが素敵で、スタントのリハーサルでもとにかく新しく楽しいものにするためにいろんなアイデアを出してくれる、あれだけアクション映画を撮っていると知識も豊富ですね」とプラバースとのエピソードも語った。
日本の映画やアニメで好きな作品についての質問では、「たくさん好きな作品はあります! 映画の勉強をし始める時に黒澤 明監督の作品はたくさん触れましたし、ジブリの宮崎 駿監督の作品は全て素晴らしいなと思います。そして実は『ナルト』の大ファンで、作品自体がすごく楽しくて、感動できるストーリーが大好きです。好きなキャラクターはカカシ先生です」と語り、また「日本の映画で特に好きな作品は『ハウルの動く城』『もののけ姫』『七人の侍』が大好きです」と日本の作品について愛を語った。
また今回撮影中の怪我により来日が叶わなかったプラバースよりビデオメッセージが到着! サプライズでお披露目となった映像に観客からは黄色い歓声が沸き起こった。映像内のプラバースは冒頭「こんにちは、ジャパン」と日本語で挨拶をし、「私と作品に愛情を注いでくださり感謝しています。日本に行くのが楽しみでしたが、撮影中の捻挫のため行けなくなりました。今は良くなっています。すぐにお会いできることを約束します。本作の公開を皆さんと楽しみたいです。日本でお会いしましょう」と語り、日本語で「ありがとうございます」と感謝の意をあらわにした。来日前にプラバースと話したという監督は「彼は日本に来ることをすごく楽しみにしていたんですよね。この作品は彼にとっても特別な作品で、この作品と日本に行けることをとても楽しみにしていました。実は10日ほどのショート・トリップも計画していたそうで、怪我をされてしまい非常にがっかりしていたんですが、皆さんに愛を伝えてください、そして近々日本の皆さんとお会いしたと言っていました」と明かし、会場からもプラバースの来日を渇望する歓声があがった。
今回、監督が初来日ということで、監督に日本の法被をプレゼントするサプライズが! 法被を受け取った監督は実際に法被を羽織り嬉しそうな様子で「ありがとうございます」と日本語で感謝の意を述べ、今回来日が叶わなかったプラバースのため用意していた法被の写真を撮り「(撮影した写真を)彼に送ります。つぎ日本の皆さんにお会いする際にこの法被を来て、ステージに登壇してもらいましょう!」と話した。
最後に「皆さんとこのように時間を共有できたこと大変嬉しく思います。このような形で日本の観客の方に愛を伝えていただくのは初めで、皆さんが送ってくださる大きな愛をしっかり受け止めたいです。本作は絶対楽しんでいただけると確信しています。心を込めて作った作品で、日本の方も私たちと同じようなハートを持っていらっしゃると思うのでぜひ楽しんでください」と、日本語で「大好き」と語り、改めて本作公開への期待を募りイベントは大盛況の中幕を閉じた。
公開表記
配給:ツイン
2025年1月3日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)