映画監督のアキ・カウリスマキ(『ル・アーヴルの靴みがき』『希望のかなた』『枯れ葉』)が仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」をめぐるドキュメンタリー映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の公開を記念し、特集上映「アキ・カウリスマキ傑作選」を実施することが決定した。
ファン垂涎の「アキ・カウリスマキ傑作選」!!
この度、特集上映「アキ・カウリスマキ傑作選」の開催が決定した。この特集上映は『キノ・ライカ 小さな町の映画館』のヴェリコ・ヴィダク監督がセレクトした選りすぐりの6作品を上映するもの。1週間でカウリスマキの全作品を観た翌日に、ベルリンのポツダム広場でアキ・カウリスマキ本人に会うという運命的な出会いから親交を深め、フィンランドのカルッキラに1年間滞在し、カウリスマキと日々言葉を交わしながら『キノ・ライカ 小さな町の映画館』を作り上げたヴェリコ・ヴィダク監督。今回、上映されるのは『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』、『コントラクト・キラー』、『浮き雲』、『過去のない男』、『希望のかなた』で、それぞれの作品にカウリスマキ作品を知り尽くしたヴィダク監督ならではのコメントが寄せられている。
また併せてアキ・カウリスマキのサイン入りニッティングBOX他、映画館キノ・ライカのオリジナルグッズが当たるプレゼント・キャンペーンの詳細も発表された。
特集上映「アキ・カウリスマキ傑作選」
フィンランドのカルッキラに1年間滞在し、アキ・カウリスマキと日々言葉を交わしながら『キノ・ライカ 小さな町の映画館』を作り上げたヴェリコ・ヴィダク監督セレクトによるアキ・カウリスマキ傑作選。選りすぐりの6作品をお楽しみいただきたい。
期間:2025年1月4日(土)~16日(木)
会場:ユーロスペース
入場料金:一般1,500円/大学・専門学校生・会員・シニア1,200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)/『キノ・ライカ 小さな町の映画館』半券提示で1,200円
上映作品:『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』、『コントラクト・キラー』、『浮き雲』、『過去のない男』、『希望のかなた』
ヴェリコ・ヴィダク監督からのコメント
『真夜中の虹』
『真夜中の虹』を選んだのは、市井の人の社会に対する闘いを、現実の厳しさを映し出すミニマルなスタイルで描いているからです。
『マッチ工場の少女』
『マッチ工場の少女』のシンプルだけど力強い、復讐と孤立の物語に魅了されています。
『コントラクト・キラー』
『コントラクト・キラー』はダークなユーモアと実存的なテーマが融合した唯一無二の作品です。
『浮き雲』
失業の憂き目にあいながらも尊厳を守ろうとする人々の感動的な物語が、私の心に深く響きました。
『過去のない男』
厳しい世界のなかで自己を模索し、新しいスタートを切ろうとする男の姿に感動しました。
『希望のかなた』
移民というタイムリーなテーマを、彼らに寄り添って描いたカウリスマキの姿勢から『希望のかなた』を選びました。
※ 上映時間はユーロスペース公式サイトにて後日発表。
ユーロスペース公式サイト:http://www.eurospace.co.jp(外部サイト)
キノ・ライカ グッズ プレゼント・キャンペーン
ユーロスペース公式X、Instagramにてアキ・カウリスマキのサイン入りニッティングBOX他、キノ・ライカのオリジナルグッズのプレゼント・キャンペーンを実施!
≪X応募方法≫
ユーロスペース公式X(@eurospace_d)アカウントをフォロー後、該当ポストに『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の感想をそえて引用リポストしてください。当選者は後日DMでお知らせします。
応募期間:2024年12月27日(金)~2025年2月28日(金)
当選発表:2025年3月上旬
≪Instagram応募方法≫
ユーロスペース公式 Instagram(@eurospace_distribution)アカウントをフォロー後、ハッシュタグ#キノ・ライカ小さな町の映画館 を付けて、映画への感想コメントを投稿してください。当選者は後日DMでお知らせします。
応募期間:2024年12月27日(金)~2025年2月28日(金)
当選発表:2025年3月上旬
※ 投稿いただいた内容の一部を、公式HP・X・Instagramで紹介させていただきます。
※ キャンペーン期間中であれば何度でもご参加いただけますが、当選は1回限りとなります。
『キノ・ライカ 小さな町の映画館』
(原題:CINEMA LAIKA、2023年、フランス・フィンランド、上映時間:81分)
アキ・カウリスマキの映画館キノ・ライカへようこそ!
北欧フィンランドの鉄鋼の町・カルッキラ。深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった小さなその町に、はじめての映画館“キノ・ライカ”がまもなく誕生する。元工場の一角で自らの手で釘を打ち、椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。キャデラックにバイク、ビールと音楽。まるでカウリスマキの映画から抜けでたようなその町で、住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、口々に映画について話しだす……。
『キノ・ライカ 小さな町の映画館』は、豊かな自然の中で芸術を愛して暮らす人々の、映画とカルッキラという町への想いをめぐる物語。本作は、アキ・カウリスマキをフィーチャーした初めてのドキュメンタリー映画である。そこには彼の理想の映画館“キノ・ライカ”が町にもたらした変化の兆し、これからの映画館の可能性がとらえられている。また、本編中には、カウリスマキと共同経営者の作家のミカ・ラッティらが、2021年に映画館「キノ・ライカ」をオープンするまでの様子やインタビューに応える姿、カウリスマキ自身が朝7時から夕方5時まで館内の内装や看板設置など、ありとあらゆる作業を行い映画館づくりに勤しむ貴重な映像が数多く収められている。
キャスト&スタッフ
監督・脚本・撮影・編集:ヴェリコ・ヴィダク
脚本:エマニュエル・フェルチェ
出演:アキ・カウリスマキ、ミカ・ラッティ、カルッキラの住人たち、ジム・ジャームッシュ
提供:ユーロスペース、キングレコード
(原題:CINEMA LAIKA、2023年、フランス・フィンランド、上映時間:81分)
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式SNS
X:@eurospace_d
Instagram:@eurospace_distribution
公開表記
配給:ユーロスペース
ユーロスペースほかにて絶賛上映中
(オフィシャル素材提供)