モスクワ国際映画祭など各国の映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した『洗骨』(19)の照屋年之監督が自身のオリジナル・ストーリーを長編映画化した『かなさんどー』が、2025年1月31日(金)より沖縄先行公開、2月21日(金)に全国公開となる。
※ [かなさんどー] 沖縄の方言で“愛おしい”という言葉
照屋年之監督独自の死生観と笑いを交えて描く、愛おしくて切ない心揺さぶるヒューマンドラマ
主人公・美花を演じるのは、沖縄出身で連続テレビ小説「ちむどんどん」(22、NHK)、大河ドラマ「光る君へ」(24、NHK)ほか若手女優として幅広く飛躍し続ける松田るか。また母・町子を劇団四季出身でドラマ、映画、舞台など多方面で活躍する堀内敬子、さらにエミー賞史上最多の主要部門を含む25ノミネートを記録した『SHOGUN 将軍』(24 /Disney + 他)でゴールデン・グローブ賞テレビドラマ助演男優賞を受賞した浅野忠信が父・悟を演じ、実力派アンサンブルで情緒豊かに紡がれる家族の愛の物語。照屋監督の新境地にして新たなマスターピースが誕生する。
本作のタイトル&主題歌であり、夫婦の強い愛を歌う沖縄民謡の名曲「かなさんどー」を松田るかが映画プロモーション楽曲として歌唱!
松田るかの歌唱映像&初解禁となるメイキング映像&本編映像で彩られた、心揺さぶる“松田るかスペシャル歌唱フル尺映像”が解禁!
この度、沖縄出身で主演の松田るかが歌う「かなさんどー」映画プロモーション楽曲のフル尺映像が解禁!
1983年に沖縄民謡歌手の前川守賢が作詞・作曲を手掛け沖縄で大ヒットを記録した「かささんどー」は、沖縄で多くの民謡歌手がカバーするなど今なお愛され続ける名曲。本作のタイトルで主題歌にもなっている「かなさんどー」の曲を、今回主演の松田るかが“映画プロモーション楽曲”として新しくカバー。「予告映像」のみで一部披露され話題となっていたが、今回遂にフル尺の楽曲が解禁となった。
さらに解禁となった映像では、「かなさんどー」の歌詞と訳詞も入り、夫婦の深い愛を歌った歌詞とリンクするように、冒頭では妻の町子(堀内敬子)の誕生日に思い出の鉄砲ユリの花束を渡す父・悟(浅野忠信)の幸せそうな夫婦・家族の本編シーンが映しだされ、さらに劇中で登場する町子と悟の結婚式の写真を撮影する幸せいっぱいの貴重な笑顔のメイキング映像などが盛り込まれ、松田るかが歌う美しい「かなさんどー」の楽曲と共に映画のストーリーや世界観を堪能できる貴重な映像となっている。
また併せてこの度、映画『かなさんどー』の公開を記念して、新文芸坐にて「沖縄映画特集『熱風のまなざし』が2月11日(火)〜2月19日(水)に開催することが決定! 国内外で高い評価を得た照屋年之監督の前作『洗骨』をはじめ、『ウンタマギルー』(高嶺 剛監督/脚本)、『激動の昭和史・沖縄決戦』(岡本喜八監督)、『夏の妹』(大島 渚監督)、『ナビィの恋』(中江裕司監督)、『秘祭』(新城 卓監督)の全6作品を上映する。
今回、映画『かなさんどー』で父親の悟を演じた浅野忠信は、照屋監督の脚本を読み「面白い」と出演を快諾。
撮影を通して照屋監督に全幅の信頼を寄せている。1995年に結成したお笑いコンビ「ガレッジセール」で”ゴリ”として活躍する傍ら、2006年に短編映画『刑事ボギー』で映画監督デビューを果たし、同作でショートショートフィルムフェスティバル<話題賞>を受賞。これまで14もの作品を手掛けてきた照屋監督だが、今年の3月には初のラジオドラマの脚本を手がけたニッポン放送開局70周年記念作品 『マミーロード』がOAされるなど、クリエイターとしてますます注目されている。
公開表記
配給:パルコ
2025年1月31日(金) 沖縄先行/2月21日(金) 全国公開