

イントロダクション
地方の公立校に着任した新人の数学教師が、教育の産業化に反対し、生徒たちの平等な教育の機会を訴える『バーラ先生の特別授業』。
主演は、タミル語映画界で俳優、吹替歌手、プロデューサー、監督としてマルチに活躍するだけでなく、『クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』などインド国外の作品にも出演しているダヌシュ。監督は、本作が長編4作目となるヴェンキー・アトゥルーリ。『バーラ先生の特別授業』のストーリーはフィクションだが、テランガーナ州の僻地にある公立校で教育の状況を劇的に改善し、インド政府より教員向けの国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラ氏の半生にヒントを得て作られた。

ストーリー
1990年代の経済自由化と1993年の教育制度の改革により、インドには多くの私立教育機関や予備校が生まれ、高い授業料に応じた質の高い授業が提供されるようになった。
一方で公立学校は有能な教員が私立校に引き抜かれ、低階層の生徒は家計を助けるために授業を放棄し、教室が成立しない状況だった。
チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、大手私立教育機関の経営者からの妨害と闘いながら、受け持ちの生徒全員に共通試験で上位成績を上げさせることを目指す。
(原題:Vaathi、2023年、インド、上映時間:134分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ヴェンキー・アトゥルーリ
製作:スーリヤデーヴァラ・ナーガ ほか
撮影:J・ユヴァラージ
音楽:G・V・プラカーシュ・クマール
出演:ダヌシュ、サムユクタ、サムドラカニ、タニケッラ・バラニ、サーイ・クマール、ラージェーンドラン、ハリーシュ・ペーラディ、スマント、バーラティラージャー(特別出演)
ギャラリー









予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:SPACEBOX
4月11日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開
(オフィシャル素材提供)