作品紹介

『ウリリは黒魔術の夢をみた』

イントロダクション

 1991年・フィリピン。ピナトゥボ火山の噴火と黒魔術の関係を信じる母親は、米兵との間に息子を授かる。NBAスターの名を借りて、マイケル・ジョーダン・ウリリと名づけられた息子は、バスケ賭博に青春を注ぎ、運命に導かれフィリピンの暗部へ踏みこむ。
 第48回ロッテルダム映画祭Bright Future部門に正式出品された、フィリピン映画。黒魔術を信じる母親のもとに生まれ、NBAスターの名を背負った息子の運命をモノクロで描く。
 監督は、本作が日本劇場初公開となるティミー・ハーン。出演はイヴ・バガディオン、バーバラ・ルアロ、エイドリアン・ヴェルガラ、マーカス・アドロ他。エンディング曲はアドロにより本作のために書き下ろされた。

ストーリー

 ピナツボ火山の大噴火を自分たちの手で起こしたと信じるカルト集団。彼らの黒魔術に導かれ命を日本車 ギャランに捧げた狂信的な母カルメンは、アメリカ人男性との間に生まれた赤ん坊にある運命を授ける。それは《プロのバスケ選手となりNBAで活躍する》こと。赤ん坊はスーパー・スターから名を借りて「マイケル・ジョーダン・ウリリ」と名付けられた。やがて叔母の元で逞しく成長したウリリは伝説の23番を背負い、美しくもビッチな恋人との肉欲とバスケ賭博に明け暮れる青春を過ごしていた。そんな中、行きのチャンスが目の前にぶら下がるも、悪夢のような出来事が次々とウリリの前に立ちはだかる……。果たして彼はバスケの神様に祝福された子どもだったのか、それとも?

 (英題:Dog Days、2018年、フィリピン、上映時間:124分、R15+)

キャスト&スタッフ

 監督:ティミー・ハーン
 編集:ジョン・トレス
 撮影:アルバート・バンゾン、ジッピー・パスクア
 出演:イヴ・バガディオン、バーバラ・ルアロ、エイドリアン・ヴェルガラ、マーカス・アドロ、カワヤン・デ・ギア、チャールズ・アーロン・サラザール

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ウリリは黒魔術の夢を見た』公式サイト
黒魔術とマイケル・ジョーダン?! フィリピン映画シーンの《ブライト・フューチャー》ティミー・ハーン日本初上陸

公開表記

 配給:サムワンズガーデン
 2025年4月5日(土) シアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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