
WOWOWと松竹・松竹京都撮影所がタッグを組んでお届けする、初の完全オリジナル大型企画「連続ドラマW I, KILL」(読み・アイキル)。木村文乃と田中 樹がともに主演を務めることで話題となっている本作のメインキャストがこの度解禁された。
本作のテーマは「生きる」(I kill/斬る)。
天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた……。
大ヒット・クライム・サスペンス「殺人分析班」シリーズ以来約6年ぶりにWOWOWオリジナル・ドラマの主演を務める木村文乃。本作では、「群凶」と呼ばれる怪物が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう、元忍びのお凛役を演じる。
そして、もう一人の主人公を演じるのは、WOWOWオリジナル・ドラマ初出演にして主演を務める田中 樹。2020年にSixTONESとしてデビューしその並外れた存在感と幅広い表現力で俳優としても注目を集める田中が、人としての意識を保ちながら「群凶」になってしまった謎の男・士郎役を演じる。
物語は、主人公二人をそれぞれ軸にして展開する。崩壊した世界の中で愛する者を守るために闘うお凛と、悲しい運命を背負いながらも、自分が何者なのかを知るために旅をする士郎。二人が出会った時、運命は大きく動き出す。物語が進むにつれ明かされる、お凛が過去に抱える罪と、我が子のように大切なトキへの切なる思い、そして士郎の本当の正体とは。大切なものを守るためにぶつかり合い、裏切り、葛藤する人々の姿を力強く描く。
海外マーケットも視野に入れた意欲作である本作では、気鋭のクリエイターと、数々の名作を長年生み出してきた松竹京都撮影所の一流職人スタッフがコラボレーション。伝統的な様式美と、新たな映像表現の融合に挑戦する。脚本は、映画『正欲』や「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」など、社会的抑圧や差別の中で生きる女性を描いた作品を多く生み出してきた脚本家・港岳彦。その他にも、今注目の新進気鋭の脚本家・ばばたくみ、川滿佐和子が参加し、港を中心にこの壮大なオリジナル企画に挑んだ。そして、ポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞し、スタイリッシュな映像表現を国内外で高く評価されるヤングポールがメインの監督を務め、もう一人の監督として、ダイナミックな映像とアクション、人間ドラマの演出に定評のある服部大二監督が参加。特殊造形を担当するのは、『シン・ゴジラ』等、日本映画界の特殊造形でトップを走る百武朋。さらに、美術を担当するのは2012年『最後の忠臣蔵』、2022年『燃えよ剣』で日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞という輝かしい実績を誇る、京都を代表する美術監督の原田哲男。
海外発の戦国ドラマ「SHOGUN」がエミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞し、日本を舞台にした歴史スペクタクルが注目を集める昨今。鎖国前夜の日本をリアルかつ美しく描き出した、恐怖のサバイバルドラマが誕生する!
関ヶ原の合戦から35年後……混沌の中で「生きる」人々を演じる豪華実力派キャストが解禁!
この度、本作のメインキャストが解禁された。
お凛が本当の我が子のように想う大切な存在・トキ役に田牧そら。近年は「スカイキャッスル」(EX系)での熱演が記憶に新しく、幼少期から数々のドラマ、CM、映画に出演してきた田牧だが、意外にも本格的な京都での長期間撮影は初めて。群凶と対峙するシーンでは本心から怖かったと語り、お凛にとっての“生きる意味”とも言える本作の象徴的な役どころに体当たりで挑戦した。
お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領・氷雨役に富田靖子。当初、氷雨のイメージを聞いた時から木村は「富田さんに演じていただけたらいいな」と思っていたという。とあるシーンで木村は、富田の発する氷雨の台詞に鳥肌が立つほどの恐ろしさを覚えたそうで、「いい意味で、富田さんの氷雨は、お芝居の上でトラウマになるぐらいの役どころ」と語る。そんな二人の愛憎劇とアクションのぶつかり合いにも注目してほしい。
お凛とトキとともに平和に暮らしていた医師・源三郎役に高橋克実。大河ドラマ「べらぼう」連続テレビ小説 「虎に翼」など、話題作へ出演が続く大ベテランながら、新たな映像表現を模索する本作のスタッフ陣の熱量に「一から作り上げるモノづくりの原点回帰を感じた」と語る高橋。平和な日常が崩れ、お凛とともに群凶から必死で逃げることとなる源三郎だが、彼にもまた、とある秘密がある……。
そして、幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛役に山本耕史。これまでに数々の時代劇作品に出演し、サバイバルスリラー作品を愛好するという山本。愛する両ジャンルの融合とも言える作品だけに当初はある種の不安を抱えながらクランクインしたというが、“群凶”の細部に至る設定や作り込みに、リアリティや芸術性を見たという。また、木村、田中がともに「印象的だった」と述べた、山本演じる十兵衛と田中樹演じる士郎との壮絶な立ち回りシーンなど、山本ならではのアイデアやこだわりが反映された気迫の殺陣にも注目してほしい。
群凶が蔓延る緊迫した世界で豪華キャストが織りなす、濃い人間ドラマにもご期待いただきたい。
お凛と士郎が闘う先に待ち受ける運命とは?ポスタービジュアルが解禁!
さらに、ポスタービジュアルが初解禁。群凶が蔓延る過酷な世界の中でも凛々しく前を見据えるお凛。そして一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎。不敵な笑みを浮かべる十兵衛らの一筋縄ではいかない登場人物達とともに、お凛のゆるぎない強さ、士郎の哀しさと美しさを感じさせるビジュアルとなっている。
彼らが闘う先に待ち受ける運命とは? そして明かされる、衝撃の真実とは一体!?
本作は、WOWOWプライムおよびWOWOWオンデマンドにて、5月18日(日)午後10時より放送・配信スタート。なお、WOWOWオンデマンドでは今後、メイキングやキャスト・インタビューなど本作をより深く楽しむためのオリジナル・コンテンツを配信予定。そして、個性豊かなゲストキャラの登場も予定されている。続報にも引き続きご期待いただきたい。
ストーリー
天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた……。
そんな騒ぎを知らない遠く離れた宿場・多胡宿。忍びであった過去を隠すお凛(木村文乃)は、医師・源三郎(高橋克実)の助手として、血の繋がらない娘のトキ(田牧そら)とともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため、遠く離れた村へ旅をすることに。村に着くと、血や人肉などがいたるところに散らばっている。そして、姿形が恐ろしく変わった群凶たちがお凛を襲う。その時お凛は、過去のとある苦々しい記憶を鮮烈に蘇らせる。ここから我が子のように大切な娘・トキを守るための、お凛の壮絶な旅が始まるのであった。
一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中 樹)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかルーツを知るために、とある人物を探していた。
「連続ドラマW I, KILL」
放送・配信:5月18日午後10時放送・配信スタート(全6話)【第1話無料放送】
【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】
脚本:港 岳彦、ばばたくみ、川滿佐和子
監督:ヤングポール、服部大二
音楽:フジモトヨシタカ
出演:木村文乃、田中 樹、田牧そら、富田靖子、高橋克実、山本耕史ほか
制作協力:松竹
制作プロダクション:松竹撮影所
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/i-kill/(外部サイト)
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