イベント・舞台挨拶

実写映画『白雪姫』公開記念 スペシャルトークイベント

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 登壇者:月城かなと

 『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが、『白雪姫』を新たなミュージカル版として実写映画化! ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』。1937年に発表されてから今日に至るまで、ヒロインの白雪姫は“世界で最も長く”愛され続けているディズニー・プリンセスであり、純粋で美しい心を持つ彼女の魅力は、時を超えてさらに輝きを増す。誰もが優しさを求める今だからこそ、白雪姫はスクリーンに蘇る――。

3月20日(木・祝)の劇場公開が迫る中、この度3月18日(火)に、映画『白雪姫』公開記念 月城かなとスペシャルトークイベントin名古屋を開催!

 名古屋市栄にある中日ビルで実施された映画『白雪姫』公開記念 月城かなとスペシャルトークイベントin名古屋に登壇したのは女王役プレミアム吹替版声優・月城かなと! 中日ビルは過去には宝塚の公演を実施していた中日劇場があり、宝塚にもゆかりのある地で実施された。会場には大勢のファンが駆けつけた。

 MCの呼びかけで登場した月城は始めに「今回映画『白雪姫』で女王役のプレミアム吹替版声優を務めさせていただきました月城かなとです。本日はたくさんの皆様にお越しいただき大変嬉しいです。白雪姫の魅力を皆様にたくさんお伝えできたらと思いますので本日はよろしくお願いいたします!」と名古屋のファンに一言笑顔で挨拶をし、イベントはスタート。名古屋についての印象を聞かれると、「名古屋に来るのはいつぶりだろう……でも、また名古屋にこうして来ることができて、そしてこんなにたくさんの方にお集まりいただけて本当に嬉しいです!」とコメント。

 月城演じる女王はディズニーヴィランズの中でも人気を誇る女王であり、外見の美しさと権力に執着し、国を恐怖と魔法の力で支配する邪悪な女王で、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うという役どころ。昨年、宝塚歌劇団を退団したばかりで、月組トップスターとして活躍してきた彼女はオーディションを経て、一流の演技力と高い歌唱力をディズニー本社に認められての起用となった。月城はそんな女王役の声優に決まった時の気持ちを聞かれると「いつかは吹替のお仕事をしてみたいなっていう夢はあったんですけれど、まさかこんなに早くその夢が叶うと思っていませんでしたし、それが子どもの頃から見ていたディズニーの作品にこうやって参加することができると決まった時は本当に嬉しかったです。ぜひ、幅広い年代の方に楽しんでいただけるような吹替ができたら良いなと思いました」と喜びを語った。今回、ディズニー・ヴィランズの中でも人気を誇るキャラクターの女王については「やはり子どもの頃にアニメーションを観ていた時は怖いなとか、ちょっと不気味だなというイメージがあったんですけれど、今回実写化されたことによって、それぞれの登場人物の繊細な心の動きがより生き生きと描かれていて、女王にも感情移入していただきやすいんじゃないかと思います。女王が抱えているちょっとした焦りだったり、弱みみたいなものをより感じていただけるんじゃないかと思うので、ヴィランではありますけど、一番人間らしくちょっと愛らしいなと思っていただけるキャラクターになっているんじゃないかなと思います」と女王の魅力をアピール。また今回声優初挑戦ということで舞台で演技するのに比べ、声だけでの演技について聞かれると「自分の声にどれだけの感情が乗せられるかという挑戦でもありましたし、その場で女王役を演じるガル・ガドットさんと呼吸を合わせて日本語を当てていくという作業が一番難しかったです。でも吹替を経験させていただいたことで自分の中のお芝居についての考え方も、演技の幅も広まったんじゃないかなと思います」と語った。本作のミュージカル・シーンについては「女王の歌が『美しさがすべて』というタイトルなので客観的に見るとそこまで美しさに執着してしまう女王がなんか可愛らしくて、そこまでしなくてもあなた十分綺麗だよ!みたいな愛らしさも感じるような曲を歌わせていただいたんですけれど、歌う女王の気持ちとしては“美しさが全てだ!”と、朗々と歌わせていただきました」とコメント。そして作品を通じて皆さんに「皆さんもご存知の物語だと思うんですが、ぜひもう一度観ていただいて新たな目線から白雪姫の魅力を感じてほしいです」と語り、ファンも本作への期待が高まるイベントとなった。

 続いて、劇中に出てくる“7人のこびと”の名前が書かれたカードを1枚引いて選んだカードに書かれた“7人のこびと”の名前にまつわる質問に答えるという本日限りのスペシャルトークコーナーを実施。ねぼすけのカードを引いた月城は“朝のルーティーン”について聞かれると「朝起きたら、コーヒーが好きなのでコーヒーを淹れてソファーに座るまでがルーティーンです。そこまではゆっくりしないと決めているんです」とコメント。続いて先生が書いたカードを選んだ月城は“本日お越しの皆さんに教えてあげたい事”について聞かれると、月城が絶対観てほしい『白雪姫』のポイントを回答! 「女王から老婆に変身するミュージカル・シーンがあるんですけど、老婆に変身した後に本当にちょっとだけ高笑いをしているんですよ。そのシーンが吹替の中でも一番上手にできたと思っているので、そこにぜひ注目していただきたいです。でも本当に一瞬なので絶対に聞き逃さないでくださいね! 歌が終わっても高笑いまでが歌だと思って、聞いていただきたいと思います!」と会場に集まったファンの皆様に注目して観てほしいシーンをアピールした。

 そして作品のテーマでもある“本当の美しさ”について聞かれると「映画を観ていても考えさせられるところではあるんですけど、白雪姫の何が美しいかというと、白雪姫も女王も心の中に弱さがあるんですよ。ですが、その弱さを自覚して人の助けを借りて、ちゃんとその人たちの意見を受け入れて乗り越えていく強さがあるのが白雪姫の一番美しい所だなと今回映画を観て感じました」とコメント。

 最後に月城は「やはり誰しも弱い部分はあると思うんですけれど、そういう時に乗り越えられる力があるかどうかがその人の美しさだったり自信に繋がるかなと思うので、たくさんの方に観ていただいて、一歩踏み出すきっかけになれたらなと思いますし、落ち込んだ時にも自分自身の心の中にある強さを思いだしていただけるそんな映画になっているんじゃないかなと思っております」と熱く語り、イベントは大盛況で幕を閉じた。

 全ての“ディズニー・プリンセス”の原点となった“白雪姫”が新たなミュージカル・ナンバーと共に蘇る『白雪姫』。抜群の演技力と歌唱力を誇る白雪姫役のレイチェル・ゼグラーと白雪姫役プレミアム吹替版声優の吉柳咲良が命を吹き込む最高のファンタジー・ミュージカルが、この春、いよいよベールを脱ぐ――。映画『白雪姫』は3月20日(木・祝)より公開となる。

公開表記

 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
 2025年3月20日(木・祝)全国劇場にて公開 

(オフィシャル素材提供)

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