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『愛されなくても別に』ティザービジュアル解禁!追加キャストに馬場ふみか!!

Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

 「響け!ユーフォニアム」で知られる武田綾乃による原作「愛されなくても別に」の映画化が決定、日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした井樫 彩が監督をつとめ、南 沙良が主演することが決定し、2025年7月4日(金)公開となる。

 先日の公開決定の情報解禁の際には大きな話題になり、SNSでは「自宅でこれ見て、うっわまじで!嬉しすぎる!!って声出た。初めて読んだときからずっと実写化してほしいと思ってた」「武田綾乃先生の『愛されなくても別に』が実写映画化は嬉しすぎる!!! しかも主演が南沙良さんはアツすぎ!!」「現時点での武田綾乃の最高傑作だと思っているので、映像化はマジで嬉しい」「井樫監督の実写化映画! 気になる!! 観る。あぁ、もう絶対観るッ」などのコメントが溢れた。

 この度、作品のティザービジュアル、追加キャスト、キャスト&原作者コメントが新たに解禁となった。

 2013年、日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』で作家デビューし、続く『響け! ユーフォニアム』はテレビ・アニメ化され大ヒットしている武田綾乃。吉川英治文学新人賞を受賞した本作『愛されなくても別に』は、著作の中で実写化初となる作品。
 2016年公開の短編映画『溶ける』で日本人最年少での第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門の正式出品を果たし、その後も映画『真っ赤な星』(18)、『NO CALL NO LIFE』(21)、『あの娘は知らない』(22)ほか、ミュージック・ビデオ、ドラマ「隣の男はよく食べる」(23)など数々の作品でメガホンをとり、注目を集める若手映画監督、井樫 彩が監督、脚本を務めた。オリジナル作品をフィルムライクな映像表現で描きながら若者たちの言葉で表現しづらい心情を見事に映像化する手腕は本作でも顕著に見ることができる。

 浪費家の母親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことのない主人公・宮田陽彩(みやた・ひいろ)に抜擢されたのは、三島有紀子監督作『幼な子われらに生まれ』(17)で鮮烈なデビューを果たし、その他『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される南 沙良。主な出演作にドラマ「ドラゴン桜」「鎌倉殿の13人」「女神の教室~リーガル青春白書~」「君に届け」「光る君へ」、映画『女子高生に殺されたい』『この子は邪悪』(※主演)など。現在は、DMMTVオリジナルドラマ「外道の歌」、ABEMAオリジナルドラマ「わかっていても the shapes of love」が配信中。

 今回新たに発表されたのは、陽彩と同様に“毒親”との関係に悩むキャラクター。大学の同級生でコンビニバイトがきっかけとなり陽彩と心を通わせていく江永雅(えなが・みやび)は「父親が殺人犯」と噂され学内では浮いた存在、母親に売春を強要されていた過去を持つ。演じるのは、2014年公開の『パズル』で俳優としてのキャリアをスタート、以降映画やドラマ、舞台など数多くの作品に出演。一方で、「non-no」の専属モデルを務め女性を中心に幅広いファンから支持され、映画『恋は光』(22)でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞するなど俳優としての活躍も目覚ましい馬場ふみか。今作品では髪を青色に染め、派手なメイクで雅役に挑んだ。

 馬場ふみかは、役を通して「雅という役を通じて「それでもいいんだよ」「それがいいんだよ」と私自身が励まされ、また肯定してもらった気がしています」とキャラクターから受け取った肯定感を語る。
 そして井樫監督は、馬場ふみかの起用について「派手で凛とした佇まいの奥に抱える深い業。江永 雅は主人公の陽彩に大きな影響をあたえる重要な役どころでした。華やかな馬場さんにもどこか深くてどうしても触れられない空間があるような、そんな魅力があり、今回の役と共鳴する部分があると感じていました」と江永のキャラクターの重要性を語り、実際の撮影の印象について「馬場さんでしかなし得なかった、とても愛おしい雅というキャラクターをつくりあげてくれました」と語った。
 原作者の武田綾乃からは「今回井樫監督に美しく映像化していただき大変嬉しく思っています。お金もない。友達もいない。そんな主人公の陽彩が雅と出会い、少しずつ変わっていくお話です。現実社会で懸命に生き抜こうとする二人のことを応援していただけると嬉しいです」とコメントが届いた。

コメント

馬場ふみか
 時にはすべてを諦めたくなるような日々を送って来た“不幸なふたり”は、傷をなめ合うでもなく、ただ寄り添いながら自分の人生を確かに生きていく。雅という役を通じて「それでもいいんだよ」「それがいいんだよ」と私自身が励まされ、また肯定してもらった気がしています。

武田綾乃(原作)
 『愛されなくても別に』が映画化されます!
 私にとって非常に思い入れのある小説ですので、今回井樫監督に美しく映像化していただき大変嬉しく思っています。
 親から愛されているからといって、子は親を愛さなければならないのか。
 自分の人生は一体誰のものなのか。
 お金もない。友達もいない。そんな主人公の陽彩が雅と出会い、少しずつ変わっていくお話です。現実社会で懸命に生き抜こうとする二人のことを応援していただけると嬉しいです。

ストーリー

 宮田陽彩(みやた・ひいろ)(19)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。
 大学に通い、それ以外の時間のほとんどを浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、その中から学費と母と2人暮らしの家計8万を収める日々。遊ぶ時間も、金もない。
 何かに期待して生きてきたことがない。親にも、友人にも……。
 いつものように早朝にバイトを終えた宮田は、母のために朝ご飯を作り、家事をした後に大学に登校していた。そこで大学の同級生であり、バイト先の同僚でもある 江永 雅(えなが・みやび)(24)のひょんな噂を耳にする。威圧的な金髪、メイク、ピアス──バイト先ではイヤホンをつけながら接客する、地味な宮田とは正反対の彼女の噂。
 「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」
 他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。ふたりの出会いが人生を変えていく――。

 (2025年、日本)

キャスト&スタッフ

 出演:南 沙良 他
 監督:井樫 彩
 原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
 脚本:井樫 彩/イ・ナウォン
 企画・プロデュース:佐藤慎太朗
 製作幹事・制作プロダクション:murmur

公開表記

 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
 2025年7月4日 新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

(オフィシャル素材提供)

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