2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開が決定した映画『Sin Clock』(読み:シンクロック)。本作は、最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ《偶然の連鎖》に導かれ、幻の絵画をめぐるたった一夜の《人生逆転計画》へ挑むさまをスリリングに描き出す。
主演を務めるのは、窪塚洋介。どん底の人生からの一発逆転を目指すタクシー・ドライバー、高木シンジ役を独特の色気匂い立つ唯一無二の存在感で表現。高木とともに絵画強奪計画を画策する同僚ドライバー番場役と坂口役に、坂口涼太郎と葵 揚。橋本マナミ、田丸麻紀、長田庄平(チョコレートプラネット)、藤井誠士、風太郎、螢 雪次朗のほか、近年熱い注目を集めるヒップホップ・シーンからも、人気ラッパーの般若、Jin Doggら多彩なジャンルから個性豊かなキャストが集結。テーマソングとして、国内のみならず海外からも熱狂的な支持を集めるオルタナティブ・ロック・バンドGEZANが、「赤曜日」「BODY ODD」の2曲を提供するほか、劇中曲にフリー・スタイル・バトル・シーンでも活躍するラッパー、Jinmenusagiによる「Metchalo」、そして21年を象徴するヒット曲となったAwichによる「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」。
第一報解禁で窪塚洋介が18年振りに邦画長編映画の単独主演を務めることが発表されるや、23年公開の注目作品として大きな話題となり、第二報でメインビジュアル・予告・豪華キャストが解禁されると、スリリングな物語展開とスタイリッシュな映像美とともに、さまざまなジャンルを横断した熱いコラボレーションに大きな期待の声が沸き起こった。
この度、本作が長編映画初出演となるラッパー Jin Doggの狂気と色気あふれる本編映像を解禁! さらに、圧倒的存在感を放つ場面写真も新たに公開!
関西に拠点を置きながら世界基準での活動を続け、絶大なる人気と実力を誇るラッパー、Jin Dogg。自身初の長編映画初出演作である本作への出演情報解禁時には、ヒップホップ・ヘッズを中心に広く話題を呼んだことも記憶に新しい。先日映画公式SNSより投稿されたキャラクター紹介ツイート公開時には、瞬く間に600を超えるリツイート、約2500もの「いいね」が寄せられるなど、その注目度の大きさを伺い知ることができる。
<公式Twitter キャラ紹介ツイート>(外部サイト)
そして今回、各界大注目のJin Dogg演じる、半グレ・ヤスの唯一無二の狂気と色気があふれる本編映像が解禁に!
映像の冒頭では、客待ち中のタクシーの車列のそばをまるで品定めをするように、ゆらりゆらりと歩くヤスの背中が意味ありげに映し出される。SNSを中心に話題を呼んだ計10点のティザービジュアルのひとつでも使用されたこのシーン、表情が見えないにもかかわらず、得体の知れない「ヤバさ」がじわじわと観る者に襲いかかってくる。
やがてヤスは一台のタクシーのもとで足を止める。ヤスはタクシー・ドライバーに非合法なドラッグを売りつけていたのだ。だが、今晩の“客”が金を用意できないことが分かるなり、ぶっきらぼうに「足りひんやん」と言い放つ。煙草の煙をくゆらせながら後部座席に乗り込むと、有無を言わせない圧をチラつかせ、一言「行こか」と呟くなり、ヤスを乗せたタクシーは夜の闇へと消えていく。
彼らが向かった先は、人気のない山奥の駐車場。無言で運転席のドアを開けたヤスは、躊躇なくドライバーを何度も殴りつける。無慈悲かつ冷徹な暴力の嵐。ヤスの異常性とそのダークな色気が詰まりに詰まったシークエンスだ。
そのほか、新たに解禁された場面写真では、ヤスが暗闇の中、人間をまるでモノとしか捉えていないかのように冷たく見下ろすさま、獲物を見つけたかのごとく狂気的な笑みを浮かべ顔を覗き込むカット、そしてはらりと垂れた前髪の向こう側から何かをなまめかしく見つめる様子を捉えた場面写真など、その宣伝キャッチフレーズである「狂気と色気の半グレ」感満載のカットが公開された。
人気、実力を兼ね備え、ヒップホップ・シーンでも揺るぎない地位を確立するJin Dogg。日本を代表するラッパーとして、強烈な個性を発信し続ける彼が演じたからこそ生み出された、初演技とは思えない圧倒的な存在感と観る者を魅了する危険な色気は、中毒性を伴って観る者に突き刺さるはずだ。ぜひ映画館の大スクリーンでも、本作の予測不能なストーリー展開、そしてJin Doggの放つダークな魅力を体感していただきたい。
【Sin Clock(罪なる時計)】が象徴する綿密な犯罪計画と、【シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)】が絡み合う鮮やかなストーリー・テリング。主人公たちを待ち受ける想定外の《罪深き》結末。たった一晩で、最低の人生は最高の人生に変えられるのか――。主演・窪塚洋介が個性豊かなキャスト陣とともに贈る、新時代のサスペンス・ノワール『Sin Clock』。本作のさらなる展開にぜひご期待を!
Jin Dogg プロフィール
1990年生まれ。大阪市生野区出身。学生時代を日本と彼のルーツである韓国で過ごし、同時期のアメリカン・スクールへの通学とオーストラリアへの留学経験から日本語、韓国語、英語の3ヵ国語を操るトライリンガルとなり、いつしか表現の場を求めて大阪を拠点にラッパーとして本格的な音楽活動を開始。2022年現在も精力的な音楽活動を通じて「Dirty Kansai」から世界へと、スケールを増しながら独自の強烈な個性を発信し続けている彼の存在は、あなたが好むと好まざるに関わらず、素通りを許さないほどに大きなものとなっている。
公開表記
配給:アスミック・エース
2023年2月10日(金) 新宿ピカデリー他 公開
(オフィシャル素材提供)