インタビュー

インタビュー

『ドレスデン、運命の日』ローランド・ズゾ・リヒター監督 インタビュー

物事は簡単に善悪では割り切れないことを、この映画で問いかけたかった  第二次世界大戦末期、イギリス軍による空襲で壊滅的な被害を受けたドイツ東部の都市ドレスデン。芸術文化が花開き、“エルベのフィレンツェ”と讃えられたその美しい...
インタビュー

『アボン 小さい家』今泉光司監督、ジョエル・トレ 単独インタビュー

借りた恩はいつかお返しする――それが山岳民族の文化です  フィリピンの北部山岳地帯、コルディリエラ地方。そこには、豊かな自然の恵みに日々感謝をしながら、伝統と宗教を守り、つつましく暮らすイゴロット(少数山岳民族)の村がある。...
インタビュー

『輝ける女たち』クリストファー・トンプソン&ジェラルディン・ペラス 単独インタビュー

観客の皆さんに笑って泣いていただきたい。それこそ、映画の成功以上に僕らが願っていたことなんだ  南仏ニースにあるキャバレー“青いオウム”のオーナーの死をきっかけに、疎遠になっていたファミリーが再び集まることに。華やかでノスタ...
インタビュー

『ツォツィ』プレスリー・チュエニヤハエ インタビュー

マンデラ元大統領のように戦ってきた方たちの努力があったからこそ今があり、この映画がある  アパルトヘイト撤廃から10余年。南アフリカではこれまでの人種差別に代わって、黒人内での貧富の格差が広がっていた。スラム街にで生まれ、怒...
インタビュー

『情痴アヴァンチュール』リュディヴィーヌ・サニエ インタビュー

難しく暗い役柄も演じられるということを、皆さんにも自分自身に対しても証明できた作品だった  愛に飢え、裸足で夜の街をさまよう美しき夢遊病者と、彼女に魅了される青年との危険なアヴァンチュールを描いた『情痴アヴァンチュール』。『...
インタビュー

『13/ザメッティ』ゲラ・バブルアニ監督 インタビュー

ロシアン・ルーレットは、他者を排除したいという欲望のメタファーだ  冷たくも美しいモノクロ世界で繰り広げられる、戦慄の13人集団ロシアン・ルーレット! 独創的なストーリーとスタイリッシュな映像で、観る者をスリリングな悪夢へと...
インタビュー

『クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~』アレキサンダー・ハッケ 単独インタビュー

世界の人々は一つの文化で結ばれていると、私は思っている  ヨーロッパとアジアのはざ間にあり、諸文化が混交することで独自の魅惑的な音楽を生み出してきたトルコ。特に、2000年来の伝統的な音楽と最先端のクラブ・カルチャーが共存す...
インタビュー

『フランシスコの2人の息子』ブレノ・シウヴェイラ監督 インタビュー

家族の絆ほど大切なものはない  貧しくとも、息子たちに音楽の喜びを伝える父フランシスコと、両親の大きな愛に支えられ、夢に向かってまい進する少年たち――。心に直接訴えかける歌詞とシンプルで抒情的なメロディーで、ブラジル人の心を...
インタビュー

『絶対の愛』キム・ギドク監督 インタビュー

私の願いは、自分の映画が人々の心を癒す医者のような役割を果たしてくれることです  一作毎に驚くべきイマジネーションで究極の愛を描き続ける超異才監督キム・ギドク。整形という手段で不変の愛を求め惑う女性を主人公に、愛の永遠性を問...
インタビュー

『パラダイス・ナウ』ハニ・アブ・アサド監督 単独インタビュー

イスラエルのあの土地に関しては、ユダヤ人とアラブ人両者が平等に権利を与えられているはずだと、私は思っている  聖地エルサレムを擁する領地を巡り、宗教的な背景も相俟って、イスラエル政府とパレスチナ勢力の間で続く長い闘争はやがて...
インタビュー

『約束の旅路』ラデュ・ミヘイレアニュ監督 インタビュー

人は悲劇を乗り越えて更に強くなる。人間は崇高な存在であり、命は掛け替えのないものだ  1980年代、アフリカ・エチオピアのユダヤ人をイスラエルに帰還させるという大規模な移送作戦が敢行された。その“モーセ作戦”という史実を元に...
インタビュー

『松ヶ根乱射事件』山下敦弘監督 インタビュー

僕としては、すごく“若い映画”を作った気がしています  『リアリズムの宿』『ばかのハコ船』などユニークなオフ・ビート感覚の作品で知られ、『リンダ リンダ リンダ』のヒットも記憶に新しい若き俊英・山下敦弘監督が20代最後の映画...
インタビュー

『長州ファイブ』五十嵐 匠監督 単独インタビュー

命を懸けてでも未知の世界に飛び込むという、“長州ファイブ”の生き様が僕にはまぶしかった  外国を排斥しようと尊王攘夷の嵐が吹き荒れる幕末、命の危険を冒してまでイギリスに密航した5人の若者たちがいた。新しい時代を切り開きたいと...
インタビュー

『善き人のためのソナタ』フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督 インタビュー

芸術は人を変えることができると信じている  東西ドイツが統一を果たす5年前の東ドイツを舞台に、徹底した監視体制を敷いて国民を恐怖で支配したシュタージ(国家保安省)の真実を暴き、自らが監視する芸術家カップルにいつしか心惹かれて...
インタビュー

『カンバセーションズ』ハンス・カノーザ監督&ガブリエル・ゼヴィン 単独インタビュー

俳優たちに言われたよ。「この役を演じるのはちょっと怖い。自分自身を演じることになるから」と  10年ぶりに再会した“彼女”と“彼”。一夜を共にした二人は……?ヘレナ・ボナム=カーターとアーロン・エッカートがロマンティックでほ...
スポンサーリンク
Translate »